私達が旅行の費用として用意した金額は、合計400万円(一人当たり200万円)。航空券代金を差し引いた残りの金額は300万円で、円高にも助けられ、1人当たりの1日の生活費用は大体$50は取れる計算。なんとか大丈夫そう!?
航空券は事前に購入しているとしても、それ以外の生活にかかる費用、約300万円を現金で持っていくってことは当然危険すぎる。じゃあ、どうやって持っていけば一番良いのか?トラベラーズチェックにしても1年間分のチェックを最初から持ち歩くのは面倒。普段の生活と同じようにATMから必要な金額を引き落とすのが一番便利なはず。ダグはアメリカの銀行のATMカードを持っているので、その点は便利。なぜなら、ダグのATMカードは世界各国にあるCIRRUSやAllpointのマークが付いたATMで現地通貨を引き落とせるのである。一方、日本の銀行のカードは、通常のものは海外では使えない仕様になっている。海外で使える国際キャッシュカードというものを別途申し込んで入手する必要がある。但し、銀行によっては、そもそも海外でのキャッシングサービスを全くやっていないというところも多い(例えばみずほ銀行など)。色々調べた結果、わかったこと↓
海外でのキャッシングは主に2通り
1.
銀行の国際キャッシュカードを使い、現地ATMで引き落とす
2.
クレジットカードのキャッシングサービスを使い、現地ATMでお金をキャッシングする
#1の場合、その銀行指定の手数料(円貨換算の際、為替レートに4%を加算したレートを適用するなど)がかかる。また、銀行によっては、レート換算の手数料以外に、ATM利用手数料をチャージするところもある(毎回$2など)。国際キャッシュカードービスを提供している銀行には、有名なところではシティバンク、バックパッカーなど長期旅行者に人気の新生銀行、その他楽天銀行、スルガ銀行、りそな銀行などがある。
#2のクレジットカードのキャッシングの場合は、キャッシングした時点ではそのお金を借りていることになるので、次回口座振替の日まで利息が加算されていくことになる。また、カード会社によって、ATM利用手数料を設けているところ、引き落とし金額による手数料を定めているところなどルールは様々。
私もネットで調べたり、銀行やカード会社に電話で問い合わせたりして、色々比較検討してみた。その結果は・・・(全ての銀行を網羅しているわけではないので、個人の意見としてご参考まで)
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国際キャッシュカードで最もお得なのは、りそな銀行の「りそなVisaデビットカード」。これは円貨換算の際の手数料が2.5%で、シティバンク(3%)や新生銀行(4%)よりも安い。また、ATM利用手数料は無料。旅に持っていく国際キャッシュカードは、これに決まり!新たにりそな銀行に口座を作り、カードをゲット!
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一方、ダグは新生銀行のカードを作ることに。新生銀行のカードは唯一、通常の銀行のカードでも国際キャッシング機能もついており、口座を開くだけでそのカードがもらえ厳しい審査などがないため外国人にとっては便利。信用度の高い銀行でもあるし、英語でのオンラインバンキングも可能など、外国人にとってのメリットは大きい。ちなみに新生銀行の国際キャッシングは、円貨換算時の手数料が4%でATM手数料は無料。りそな銀行ほどのお得感はないが、使い勝手や安心感といった点で選ぶ価値あり。
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クレジットカードは普段使っている楽天カードとSBIカードを比べたところ、利息はどちらも18%/年と変わらないものの、手数料を比べると楽天の方がかなり安くなる。また、クレジットカードでのキャッシングの場合、キャッシングする日が口座振替日に近ければ近いほど利息金額を下げられることになる。
最終的に決まった旅行中のキャッシング方法としては以下の4つ。
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ダグのアメリカの銀行カード
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私のりそなVisaデビットカード
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ダグの新生銀行カード
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私の楽天カード(クレジットカード)
クレジットカードはもし盗まれて使われたとしても保険が効くため安心だが、銀行のカードが盗まれて、何かしらの方法で現金が引き落とされてしまった場合、その金額は戻ってこないことになる。そのため、旅行に持っていく銀行カードの口座にはこまめに他の銀行(旅行にはカードを持っていかない銀行)からオンラインバンキングを使ってお金をトランスファーすることにする。お金が一気に盗まれてしまっては、旅を中断せざるをえなくなってしまうため、要注意、要注意!
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