2013/01/31

ヨルダン⇔イスラエル国境越え

トルコ滞在一ヶ月は楽しくてあっという間に過ぎてしまった。トルコはまた行きたい国だな~。

さて、トルコのイスタンブールから次に飛んだのは、ヨルダンのアンマン。ヨルダンではペトラ遺跡観光が主な目的。でもその前にイスラエルに行き、またヨルダンに戻ってからペトラに行くことに。

ヨルダンからイスラエルまでは地上での国境越え。イスラエルは他の中東国との仲が悪いため、パスポートにイスラエルのスタンプを押されてしまうと、その仲の悪い国に旅行できなくなってしまうという問題がある。そのため、パスポートではなく別紙にスタンプを押してもらう必要がある。要は、ヨルダンの出国→イスラエル入国→イスラエル出国→ヨルダン入国の際のスタンプを全て別紙にやってもらえば、イスラエルに旅行したという記録がパスポートに残らないということになる。ただ、別紙にスタンプをお願いすると、イスラエルの入国審査官から意地悪な質問攻めにあったりすることがよく噂されている。

私達はアンマンから最も近いキングフセイン橋で国境越え。

イスラエル入国の際、入国審査官からの質問攻めにはあわなかったものの、ダグのパスポートにスタンプを押されてしまうという事件発生(>_<) 今回の旅行でイスラエルのスタンプがあるとダメな国に行く予定はないので短期的な害はないけど、今後そのような国を旅行する際は、パスポートを作り直す必要が出てくる。あー、面倒!

ちなみにイスラエルのスタンプがあると入国できない国は:

シリア
レバノン
リビア
スーダン
サウジアラビア
クウェート
イエメン
イラン

また、他に入国の際に問題が起きるケースがあったと言われている国は:

アラブ首長国連邦
アルジェリア
パキスタン
マレーシア
バングラデッシュ

今後国境越えする人のために、下記ご参考。

ヨルダン→イスラエル国境越えのプロセス (@キングフセイン橋)


アンマン市内からタクシー(黄色)でTarbour Bus Stationまで行く。タクシーはメーターで約2〜3JD。時間は20分程度。

Tarbour Bus Stationからシェアタクシー(白)でキングフセイン橋まで行く。シェアタクシーは客が4人集まったら出発。時間は1時間半程度。

キングフセイン橋に到着したら、まずはヨルダン側の出国手続き。出国税10JDを支払い、パスポートを提出。提出の際、出国スタンプを別紙に押してくれとお願いすること。提出後、待合室で待っていろと言われる。ここでは結構待たされる可能性あり。私達は1時間以上待たされたと思う。

呼ばれたらヨルダン側からイスラエル側までのシャトルバスに乗る。バスに乗ってからパスポートが戻される。シャトルバスは10分位しか乗らないのに4JDと高め。更に荷物をバスの下に積む場合は、追加で1.3JD取られる。10分程度の乗車なので、バックパックだったら足下や膝上にのせてしまった方が良い。荷物をバスの下にのせていなくても、荷物代を請求してこようとする場合があるので、言われたら拒否しよう。

イスラエル側に到着すると、まずは荷物検査のため荷物を預ける。この荷物は入国手続きが終わるまで戻って来ないので、貴重品は必ず手荷物のバッグに入れておくように。

荷物を預けたまま入国審査の手続きをする。ここで重要なのが、審査官にパスポートを渡すのと同時に、別紙にスタンプを押してくれとお願いすること。お願いするのが遅れると、パスポートにスタンプを押されてしまう羽目になることがあるので要注意。別紙にスタンプを押してもらう場合に記入する用紙を渡されるので記入する。なぜ別紙にスタンプしなければならないのかと聞かれるので、今後他の中東国に旅行する可能性があるからと回答しとけば大丈夫なはず。その他、滞在先の詳細を質問されるので、滞在するホテルの名前、連絡先を忘れずに控えておくこと。

入国審査を通過した後は、荷物を受け取る。自分の荷物が見当たらない場合は、近くの係員に聞いてみること。荷物を受け取ったら終了!

外に出ると左側にバスチケット売り場があるので、エルサレム行きのチケットを買い、ミニバスに乗ってエルサレムへ。ミニバスは満席になったら出発。バスチケットは正確な金額は忘れてしまったけど40シェケルくらい。ミニバンの後ろに荷物を積む場合は荷物代も取られる。そんなに大きくないバックパックだったら、膝上に置いて荷物代を浮かせよう。この時点でイスラエルの通貨を持っていない場合は、出口近くの両替所で両替するか(レートは悪いけど。。。)、ドルを持ってる場合はドルでも支払い可能。

約1時間でエルサレム到着。旧市街のダマスカス門前が最終ストップ。


イスラエル→ヨルダン国境越えのプロセス (@キングフセイン橋)


ヨルダンから国境越えしてきた時にミニバスを降りた場所(ダマスカス門の近く)の近くに同じミニバス乗り場がある。通りから少し引っ込んだ所にあるので、近くまで行ったらまわりの人にバス停の場所を確認すると良い。バス代は正確な金額は覚えていないのだけど38シェケルくらい。キングフセイン発のバスよりもキングフセイン行きのバスの方が若干安い設定。

キングフセイン橋に到着したら、まずイスラエルの出国税を支払う。これがめちゃくちゃ高い!176シェケル!出国税は国境越えする場所によって金額が違うようで、ここキングフセイン橋が最も高いみたい(>_<)

次に出国審査。パスポートを渡す際、別紙にスタンプを押してもらうようお願いすること。入国した際に別紙に入国スタンプが押されていれば、審査官も気付いてくれると思うけど、念のためお願いした方が安全。出国の際は特に質問されることもなくスムーズに通過。

イスラエル側からヨルダン側までのシャトルバスに乗る。バスに乗るまでは外で少し待たされる。ヨルダン側に着くと、バスの中でパスポートが一旦回収され、戻ってきたら終了。

その後、アンマンまで戻るとしたら、行きと同様の方法で。

その他注意点

ヨルダン⇔イスラエル間を国境越えして行って帰ってくる場合、両方とも同じ国境を渡った方が良いみたい。行きがキングフセイン橋だったら帰りもキングフセイン橋から戻るというように。なぜなのかはっきりとした理由は分からないのだけど、アンマンのホテルのスタッフのアドバイスによると国境で入国を拒否される場合もあるらしい。

私達が国境越えした時は、アンマン⇔エルサレム間で出発してから到着まで約4時間かかった。国境越えの際はその日の状況によってどの位時間がかかるか完全には読めないため、時間に余裕をもって出発すると良い。

私達が国境越えしたのは2012年11月の中旬。バス代や出国税などの金額は頻繁に変わるみたいなのでご注意を。




2013/01/29

まいう~!トルコ料理

インド、ネパールではカレー地獄で食欲がなくなり(この私が!)自然に体重が減っていた私だけど、トルコに来てから食べ物が美味しくて、体重も増加(>_<) 腹八分目って言葉を知らない私は、美味しいものを目の前にすると、腹12分目までたらふく食べてしまう。
でもやっぱり美味しい食べ物は旅行の大きな楽しみ☆

ではでは、ここで、私達がトルコで食べた美味しい食べ物、飲み物を紹介~♫

ドネルケバブサンド


トルコ料理の王様!日本に住んでいる皆も見たこと、食べたことがある食べ物かな?大きなお肉の塊がクルクル回りながらバーナーで焼かれていているあれ!それを薄くスライスしたものをサンドイッチにしたもの。

トルティーヤでまかれたドゥルム

日本ではピタパンの中に野菜と肉を入れてっていうのが普通だけど、トルコのケバブはドゥルムと言ってトルティーヤみたいなものでクルクルと包んだラップサンド的なものと、トルコ風ピタパンやフランスパンに挟んだタイプのものとの二種類がある。なぜかトルコでは、フライドポテトを中に挟むことが多いみたい。個人的にはフライドポテトはサイドに欲しいって感じではあるのだけど。


トルコ風ピタのケバブサンド。ポテトは何で!?



ケバブプレート


通常、肉の串焼きと焼き野菜、ピラフがのって出てくる。肉の種類には、チキン、牛、羊がある。トルコはほとんどがイスラム教なので、豚肉はレストランやスーパーで見つからないのが普通。

ピラフ



よく肉料理の付け合わせで出てくるバターライスのようなもの。ライス好きな私は、このピラフをメインとして食べてもいいくらい好き。

サバサンド


名前の通り、鯖(サバ)のサンドイッチ。よく屋台で売られている食べもの。それ程魚が好きではない私は、食べる前はまずそっ!と思っていたけど、試してみたら、あらおいし!塩とレモン汁をかけて食べると、魚の生臭さもなく美味しく食べられる。

ピデ (トルコピザ)


トルコ式ピザの形はまん丸ではなく、横長。食べやすく切って出してくれる。個人的には外側のクラストが厚めで好き。

トルコ式朝食


トルコの標準的な朝ごはんは、トマト、キュウリ、オリーブ、チーズ、パン、ジャムのセット。朝からたっぷり野菜も採っていて健康的。便秘知らず。

メネメン


朝食メニューの一つ。トマト、ピーマン、ガーリックなどの野菜入りのスクランブルエッグと説明するのが分かりやすいかな。通常、鉄皿で出てくるので熱々のまま食べれる。

シミット


道端でよく売っているシミット。アメリカで言うソフトプレッツェルのようなもの。安くて美味しくて、小腹が空いたときに最高。

クネフェ


トルコのデザート。チーズが入っていて、モチっとした食感。上に生クリームかバニラアイスをのせて食べると更に美味い。トルコではバクラバというスイーツが有名だけど、私はクネフェの方が好き。

トルコアイス



皆さんご存知の、のびーるトルコアイス。トルコのアイスは、弾力がすごい。舐めるというより、食べる。特にピスタチオのアイスが好き!美味しいかどうかはお店によるけどね。。。

ザクロジュース


女性には嬉しいザクロ100%ジュース。道端のスタンドで売っていて、頼んだらその場でザクロを絞ってくれる。日本では高価なザクロだけど、トルコでは安く飲めるのが嬉しい。私達がトルコに行った10月はちょうどザクロの時期だったみたいだけど、時期がずれると売ってないかも。

アイラン


ヨーグルトドリンク。ヨーグルトを水で薄めて塩を足したもの。塩が入っているせいかサッパリもしていて、結構やみつきになる味。肉料理とも合う組み合わせ。

チャイ


トルコの紅茶。小さいチューリップ型のグラスで飲む。砂糖をたくさん入れて甘~くして飲むのがトルコ式。トルコで1番安く飲める飲み物。一日何杯も飲んでしまう。

トルコへ旅行の際は、是非試してみてね (^。^)


2013/01/27

トルコ: のんびり過ごすサフランボル

みなさん、またまたご無沙汰です!

ネット環境の悪さ+ダグの仕事が忙しいなどなど、色々事情が重なって長い間ブログ更新ができてませんでした(>_<) でも無事に旅を続けてますよー。

今は南アフリカ共和国にいて、アフリカの旅も終わりに近づいているところ。

まだトルコについてのブログが残っているのでそこからスタート。これからリアルタイムに近づくようにどんどんブログ更新していきます!




今回トルコに来るまでは名前も聞いたことがなかった街、サフランボル。
ダグの友達数人からのお薦めがあったので、行ってみることに。これが大正解!とても魅力的な街だった。

サフランボルには、木造の古い建物が多く残っており、旧市街自体が世界遺産に登録されている。

その中のいくつかの家屋には入ることができる。中は昔の生活を再現するべく、ちょっと不気味な(笑)人形や家具などで飾られている。特に面白かったのが、お風呂の場所。部屋のクローゼットを開けたと思ったら、そこはお風呂!なぜそんな所にお風呂を作ったのかは謎。。。


それはそれとして、サフランボルの1番の魅力は、街全体のの~んびりとした雰囲気と人の温かさ。

観光地ではあるけれど、観光ズレしていなく、お店の値段も観光地価格ではないところが好感が持てる。食事も安いので、バックパッカーにはありがたい。

サフランボルはサフランライスなどに使われているサフランの名産地でもあり、サフランティーが有名。丘の上からサフランボルの旧市街を見渡しながらサフランティーを嗜むと、心が豊かになった感じ。


トルコ人は基本的に優しい人が多いけど、サフランボルの人は特に優しい印象だった。こちらから訊ねなくても道を教えてくれたり、行きたい場所まで案内してくれたり、お店の人がチャイをご馳走してくれたり。

サフランボルの見所は旧市街に集まっていて、一日あれば全て徒歩で見てまわれる広さ。でも、街の雰囲気も良いし、ここで2、3日のんびり過ごしてみるのもいいんじゃないかな。

ではここで、サフランボルでのお薦めの宿とレストランを紹介。

Efe Guesthouse

部屋からの眺め
便利なロケーション。オーナー夫婦は最高に親切。部屋からの眺めも最高。それも奥さんは日本語が話せる!
ウェブサイト

Zencefil レストラン


Efe Guesthouseから薦められたレストラン。小さくてアットホームな雰囲気。安いのに美味しい!
場所はCinci Haniの裏側の通り沿い。

最後に。サフランボルはターキッシュデライト(ロクム)でも有名。街にはロクムのお店が結構あり、味見をさせてくるので、是非試してみて。個人的には好きではないと思っていたターキッシュデライトだけど、サフランボルで食べたのはすごく美味しかった。サフランボルのロクムは質も良いし価格もリーズナブルなので、お土産には最適かも。


サフランボルの後はイスタンブールに戻り、その後ヨルダンに移動。

リアルタイムでは、もう南アフリカだけど(^_-)