2013/07/08

ブラジル: カーニバルをもっと楽しむには?


今回の世界一周旅行で絶対行きたいと思っていたものの一つが、ブラジルのカーニバル。カーニバルの時期にブラジルにいるように旅行の日程を調整した。

誰でも聞いたことがあるのは「リオのカーニバル」。無知な私は、リオでしかカーニバルはやっていないんだと思っていた。でも実は、カーニバルはキリスト教の伝統に基づいていて、ブラジルだけでなく世界中のたくさんの国で開催されているってことを、この旅中に学んだ。例えば、アメリカだったらマルディグラがそのカーニバルにあたる。ブラジルでは、リオ以外の都市でも国中で大なり小なりカーニバルが行われている。ブラジル人に聞いてでてくるブラジルの2大カーニバルが、リオのカーニバルとサルバドールのカーニバル。

さて、どっちのカーニバルに行くか?旅の初めの頃は、サルバドールの方が良いという噂を聞いてサルバドールのカーニバルに決定しかけていたのだけど、旅の途中で出会ったブラジル人の大多数から、カップルで行くならリオの方が良いというアドバイスがあり、迷った末最終的にはリオのカーニバルに行くことに決定した。

リオのカーニバルは楽しかったけど、カーニバルについてもっとしっかりと事前にリサーチしておけば更に楽しめたのではないかと少し後悔。今後カーニバルに行く予定の人に参考になればいいな。

後悔1  リオじゃなくて、サルバドールのカーニバルに行けば良かった〜?


リオのカーニバルが特に有名なのは、サンバ学校の盛大なパレードがあるため。でもこのパレードを見学するには入場料が必要で、その入場料がかなりお高め。パレード以外にも街中でストリートパーティー(無料)が行われているけど、ストリートパーティーならサルバドールの方がもっと有名らしい。

カーニバルの後にサルバドールに行った印象からすると、サルバドールはカーニバル期間中でなくても、毎週ストリートでパーティーをやったりと、パーティー大好きな街。私達が宿泊したペロリーニョというエリアはカラフルな建物が多く街の雰囲気がかわいくて、外でパーティーをするには雰囲気的にも楽しそうな印象を受けた。

サンバ学校のパレードを見ることではなくストリートパーティーを楽しむことが目的だったことを考えると、おそらくリオよりもサルバドールのカーニバルに行った方がもっと楽しめたのかな~というのがカーニバル後の感想。

リオとサルバドールでは音楽のスタイルも違うようで、リオでは主にサンバ、サルバドールではサンバレゲエやアシェも多い。サンバもいいけど、個人的にはサンバレゲエがすごく好きなので、音楽のスタイルを考えても、やっぱりサルバドールの方が楽しめたかも?
 












後悔2  計画的に行動して、音楽をもっと楽しめれば良かった〜


カーニバル中は、街中どこでも音楽がなっていると勝手な想像をしていたけど、そうではなかった。色んなエリアでストリートパーティーは行われてはいるのだけど、バンドが演奏するスケジュールが決まっていて、バンドは演奏しながら道を進んでいく。バンドをフォローしながら音楽やダンスを楽しむってのが通常のストリートパーティーのスタイルみたい。そのため、どのエリアで行われるのか、その開始時間と場所を事前に確認しておく必要がある。バンドは道を少しずつ進んでいるし、その周りには人がたくさん群がっているので、場所と時間を間違えると音楽にありつけないという事態にも。

カーニバル初日は、私達は友達に誘われてSanta Teresaというエリアに行ったが、時間に遅れてしまったがために、バンドの場所まで辿り着けなかった(泣) ストリートで行われるパーティーに行くにも計画的に行動する必要があったのね。。。
























後悔3  仮装すれば良かった〜


カーニバルではほとんどの人が大なり小なり仮装をしている。こんなハロウィンみたいに仮装するとは知らなかった。知っていたら事前に準備してちゃんとした仮装をしたっかったな〜と後悔。仮装していた方が確実にテンションあがるしね。






















その他カーニバルに行く際の注意点&アドバイス


  • 身軽で行くように。バッグを持っていると邪魔になるので手ブラで行きたい。実際、必要なのはドリンクや食べ物に使うお金だけ。
  • お金は大きい金額を持たず、その日に必要な金額だけを持っていくように。
  • カーニバルはスリ天国。服の外側のポケットにはお金や貴重品を入れないように。人混みの中にいると他人がポケットに手を入れても意外と気付かないもの。お金はマネーベルトや靴の中、女性だったらブラの中など、外側からアクセスできない場所に隠して持つように。
  • 大きいカメラ(一眼レフなど)は目立つので持っていかない方が安全。カーニバルの写真を撮りたいという気持ちがあるのは当たり前なので、持って行く場合は小さいデジカメや携帯にして、目立たないよう、且つスられないような工夫をすること(紐で服の一部にくくりつけておくなど)。
  • カーニバルの時期はホテルやホステル、カウチサーフィンなど全ての宿泊先がかなり混み合うので、相当前から宿を確保しておく必要がありそう。カーニバルの日程は事前に調べられるので、行くと決めたらすぐに宿を予約しちゃった方が良い。ちなみに、カーニバルの日程は毎年変動で、2月初めから3月初めの間のどこか。カーニバル期間中はホテルやホステルは通常よりも金額を上げたりもしているので、友人や知人の家に泊まれるなら最高。
  • 可能であれば、カーニバルが始まる1週間前くらいに現地に到着できればベスト。カーニバル前にもパーティーがあるし、現地の状況に慣れておくこともできる。先にも言ったようにカーニバルは特にスリなどの被害に遭いやすい場所なので、事前に現地の人からアドバイスをもらったりしてカーニバルに備えると良い。
  • カーニバル期間中、街中にマスクやウィッグ、アクセサリーなど売るお店がたくさんでているので、ちょっとした仮装を楽しむなら当日でも購入できる。






2013/07/06

南米大陸1ヶ国目はブラジル! サンパウロを満喫♪

サンパウロでお世話になった友達と

南米最初の国はブラジル。私もダグも南米自体初。日本からは地球の反対側だし、興味あるけどなかなか行く機会がなかった。

ダグは日本でカポエラを習っていたこともあり、ブラジルにはずっと興味を持っていて行くのを楽しみにしていた。

私も南ア留学時代に仲良くしていた留学生にブラジル人が多かったことから、ブラジルやブラジル人に対してポジティブなイメージを持っていたのは確か。自分の経験から言うと、ブラジル人は明るくて楽しい事好き、且つ優しく人を思いやる気持ちが強い人が多い気がする。

今回の世界一周旅行でもトルコのブルークルーズで一緒になったブラジル人と仲良くなり、サンパウロではその友達の家に一週間ほどお世話になった。

友達のお陰でサンパウロでは楽しい経験がたくさんできた。

シュラスコレストランでお肉を食べまくる


ブラジルの料理と言ったらシュラスコ。友達が連れて行ってくれたシュラスコレストラン、Angelica Grill、とてもおいしかった。日本やアメリカで何度かシュラスコを食べに行ったことはあったけど、さすがローカルお薦めのレストランということもあり、今までで一番おいしかったと思う。

ここはサンパウロの基準としてはかなりリーズナブルにシュラスコを食べれるレストランだそう。一週間分位の肉を一気に食べて満腹、満足。


Angelica Gril
住所: Avenida Angelica, 430Sao Paulo
料金: シュラスコ食べ放題(サラダなどのサイドディッシュのビュッフェ付き)がR$39.90

サンバをエンジョイ


サンバの音楽は聞いてるだけで楽しくなってくるというか、自然に体を動かしたくなる。友達が連れて行ってくれたサンバクラブでは、バンドの音楽に合わせ、友達や周りの人の見よう見まねでサンバを踊ったら楽しくてしょうがなかった!私の中に南米の血が少し混ざっているような気がした(笑)


サンバクラブに行く前は、数日後のカーニバルに向けたストリートパーティーに遭遇。パーティー好きのブラジルは楽しい♪












Boteco Seu Ze(私達が行ったサンバクラブ)
住所: Rua Mourato Coelho, 1.144 - Vila Madalena
ウェブサイト: こちらをクリック
※サイト内に地図や音楽のスケジュールが載っている。ポルトガル語のみ。

世界一美味しいカイピリーニャを飲む


ブラジルで人気のカクテル、カイピリーニャはカシャーサというサトウキビからできた蒸留酒を使ったカクテル。ダグが大好きなお酒。日本でも一部のバーではメニューにあるけど、大抵おいしくない

「カシャーサ+砂糖+ライム」が通常のカイピリーニャだけど、私が好きなのはライムの代わりにマンゴーやストロベリーなど、甘めのフルーツを使ったカイピリーニャ。友達ニックが自宅で作ってくれたマンゴーカイピリーニャは、フルーツたっぷり、アルコールが強すぎず弱すぎずで、最高においしかった!ブラジルに来て、好きなカクテルNo.1はカイピリーニャに変わっちゃいました。

ブラジルではカシャーサの代わりにウオッカを使ったカイピロスカ、または日本酒を使ったサケロスカ(サケリーニャ)も人気。ブラジルなら大抵のレストランやバーでカイピリーニャを置いているので、是非本場のカイピリーニャをお試しあれ。




マーケットでブラジルならではの味覚を楽しむ

サンパウロにあるMercado Municipal(サンパウロ市営市場)にはフルーツ、野菜、お肉などなど、種類豊富な食材がたくさん売られている。フルーツ屋さんに並べられた色とりどりのフルーツは見ているだけでワクワク。ブラジルには日本で見たことのない珍しいフルーツがたくさん。フルーツ屋さんの前に行ったら、太っ腹にどんどん色んなフルーツの試食をさせてくれて嬉しい♪ ここで売られているフルーツは質が良くておいしいけど、値段も高いので購入する場合はご注意を。


マーケットの中にはレストランやジューススタンドなどもあるので、ここでランチすることをお薦め。このマーケットで特に有名な食べ物がモルタデラサンドイッチ(sanduiche de mortadela)鱈のパステル(pastel de bacalhau)モルタデラサンドイッチの方が好きだったな。


すごいボリュームのモルタデラサンドイッチ


Mercado Municipal de São Paulo (サンパウロ市営市場)
住所: Rua da Cantareira, 306, Sao Paulo
営業時間: 月〜土 6 am 〜 6 pm  / 日曜・祝日 6 am 〜 4 pm
地下鉄の最寄り駅: São Bento もしくは Luz (青のライン)


せっかくブラジルにいるのでサッカーに触れる


私個人的にはサッカーが好きな訳ではないけれど、サッカーを楽しむならブラジルでしょってことで友達と一緒にサッカー観戦に。ところがその日は天気が悪く試合開始前から雨がザーザー。観客が少なく応援も盛り上がらず、試合自体も0対0と盛り上がらず。。。

客が少なく閑散とした試合直前のスタジアム


試合観戦は残念な結果だったけど、サンパウロにはサッカー博物館があって、これがなかなかおもしろかった。説明書きはポルトガル語しかないけど、この博物館は読むより見て楽しむ方が強い。ビジュアル的な工夫がたくさんされているので、サッカーにあまり興味がない人でも楽しめると思う。作りがモダンで今時のミュージアムはこんななのかと感心しちゃいました。一見の価値あり。

Museu do Futebol (サッカーミュージアム)
住所: Praça Charles Miller, S/N - Estádio do Pacaembu  São Paulo
入場料: R$6 (証明書提示で60歳以上、学生は半額)
営業時間: 火曜〜日曜 9am〜5pm

博物館はパカエンブー・スタジアムの敷地内にある。館内は撮影禁止なので、スタジアム外側の写真だけ。




















旅行先にローカルの友達がいると、楽しさ倍増。友達に感謝!

最後におまけ。サンパウロ市内で見かけたストリートパフォーマー。空中に浮いてる!どうなってんの??全然動かないし、瞬きしないし、すごい!