2012/11/25

トルコ式お風呂ってどんなの?

トルコにはハマムと呼ばれるトルコ式のお風呂がある。温泉好きな日本人としては、ちょっと気になるところ。

一体どんな所なんでしょう?お風呂と言っても、日本の温泉のようにお湯に浸かるというものではない。

簡単に説明すると、人に体を洗ってもらう場所 (゚o゚;;

えっ!?って思うよね?赤の他人に体を洗ってもらうのは抵抗あるな~ってのが私の第一印象。日本でも温泉行ったら母親や姉妹に背中洗ってもらったりすることはあるけど、それとはまた別の話よね。

でもせっかくトルコに来てるし、その国特有のものを経験してみたいってこともあり、ハマム体験してきました!

通常のハマムでは、垢すり、石鹸マッサージ、オイルマッサージがある。私が受けたのはその3つが全て含まれたコース。

通常は、男性と女性でお風呂が分かれていて、男性は男性のスタッフがつき、女性には女性のスタッフがつく。でもハマムによっては混浴の所もあるみたいなので、事前に確認しておいた方が良いかも。

ハマムの流れ

で、ハマムの流れはこんな感じ。

入口を入って、まずはコースを決めお金を払う。

着替え用の個室に通されるので、そこで服を全て脱ぎ、用意されている布を体に巻き(普段お風呂上がりにバスタオルを巻くのと同様)、サンダルを履く。

お風呂へと通される。下の写真のように大きい大理石の台が真ん中にあり、そこで寝て待つ。隣では他のお客さんの垢すり、石鹸マッサージが現在進行中。お風呂の中は蒸気が立ち込めていて、ほんわりと温かい。

Google Imagesからの画像

自分の順番がくると、大理石に寝転んだ格好で、まずは垢すり。スタッフが垢すり用の手袋をはめ、結構なスピードで体全体を隈なくゴシゴシ。適度な強さで気持ちいい。垢すりが終わると、頭からジャー!体にもジャージャー!と勢いよくお湯をかけられる。お湯の温度が適温で、お湯をかけられること自体が、気持ち良く感じる。

次は石鹸マッサージ。どうなってるのかよく分からないけど、石鹸がたっぷりついたタオルに空気をふくませると、ビロローーンとトルコアイスのようにのびーる、ふっくらとした泡がたっぷりでてきて、それを体全体にのせられ、全身マッサージ。リンパマッサージみたいに体の老廃物を流すような感じのマッサージ。お風呂の中の適度なほわっとした温度の中でのマッサージだからか、なんだかとても気持ちいい。マッサージが終わると、また全身にお湯をジャーッとかけられて終了。

Google Imagesからの画像

お風呂を出て、今度はマッサージベッドに寝てオイルマッサージ。人によって当たり外れがあるかもしれないけど、私の時はすごく上手な人で、ツボに効く感じ。終わった後は体スッキリ!

最後にロビーでチャイとお菓子をいただき、全て終了。全て含めて約1時間。

よく考えると、ヘアサロンで髪の毛をスタイリストさんに洗ってもらうのは気持ちいい。それと同じで、体を人に洗ってもらうのも気持ちいいものなのだ、と納得(^ ^) 体を人に洗ってもらうなんて、王様みたいで贅沢よね!自分は寝転がってるだけで、体はきれいになり、マッサージで体も気分もスッキリ。

トルコに来たら、ハマムは試してみる価値あり(^_-)

私達が行ったアンタルヤのハマム

Tarihi Balik Pazari Hamami
住所: Tuzcular Mah. Balk Pazari Sk. Kaleici Antalya
電話: +90 242 243 61 75
値段: 垢すり、石鹸マッサージ、オイルマッサージ全て込みのコースで45TL

*ハマムはトルコ中どこでもあるので、都合の良い場所で探してみると良い。ただ、イスタンブール・カッパドキアよりも他の都市で行った方が安く済む可能性が高い。

2012/11/20

トルコ: 地中海を満喫!ブルークルーズ!!

久しぶりの投稿ですが、みなさん元気にしてますか?
リアルタイムではヨルダンにいるんだけど、まだまだトルコのお話しがたっくさん残ってます!

この写真、見て見て!


トルコにこんなに綺麗な海があるなんて!トルコで地中海クルーズに参加して、トルコのイメージが変わった。はっきりしたトルコのイメージを持っていた訳ではないけど、なんとなく「茶色」いイメージだった。でも実はトルコには真っ青に輝く海やビーチもある!海目的だけでもトルコは来る価値ありだなって思った。

私達はトルコの南西の町フェティエからオリンポスまでの3泊4日の地中海クルーズに参加した。

クルーズと聞くとタイタニックのような大きな船を想像するかもしれないけど、私達が乗ったのは、グレットと呼ばれるトルコの伝統的な木製のヨット。



グレットでの地中海クルーズはブルークルーズと言う名称で呼ばれていて、特に欧米のツーリストに人気があるようだ。

このクルーズ、本当にやって良かった!すっごく楽しかった!


ボートからの素晴らしい景色を眺めて感動したり






綺麗な海で泳いだり


ボートから海にジャンプしてはしゃいでみたり


洞窟まで泳いで自分の体力の限界を感じたり(笑)


ハンモックでのんびり本を読んだり


セントニコラス島で夕日を見たり


カシュという素敵な町を散策したり


美味しい食事を食べ(皆がシェフを褒め称えるほど美味しかった)


ヨットのデッキで満天の星空を見ながら眠りにつき、朝日と共に起きたり



他のクルーズ参加者と楽しい時間を過ごしたり

無人島にあるバーで踊ったり


ストレスフリーな楽しい時間!夢のような4日間!このクルーズは本当にオススメ!

ちなみにクルーズには三食の食事が付いていて、毎日ティータイムもある。自分達専用のキャビンが与えられ、トイレ、シャワーも付いているので快適。

クルーズ参加者は大体20人くらい。多過ぎず少なすぎず適度な人数。色んな国や年齢層の人達と交流できる良い機会でもある。

このクルーズに点数をつけるとしたら、120点!
敢えて言うなら、シュノーケルしても魚はそんなに見れないのがちょっとだけ残念かな。でも、そんなことは気にならないくらい他の部分で楽しめるので、点数には影響なし!

最後に、私達が使ったクルーズの会社を紹介。

V-Go Yachting and Travel

HP: http://www.bluecruisesturkey.com/
クルーズ営業シーズン: 天候にもよるが、主には4月〜10月
価格: €155〜€209 (月によって変動)

2012/11/04

トルコ: ゴーストタウン、カヤコイ


フェティエに滞在中、近くのカヤコイというゴーストタウンに行って来た。

カヤコイは1923年までキリスト教徒のギリシャ系トルコ人が住んでいた町。ギリシャ/トルコ戦争の後、両国間で住民交換協定が結ばれ、カヤコイに住んでいたキリスト教徒の住民は現在のギリシャに移り住んだとのこと。その後この町に住み着くトルコ人はいなく、廃墟となった。


今は屋根もドアも窓も残っていなく、灰色の壁が残るだけだが、丘の斜面に家々が立ち並ぶ光景は、廃棄となった今でも、なかなか絵になる。太陽の光が窓枠から射し込んでいる感じもとても綺麗。丘の上に登ると、山の反対側には青い海が見える。昔は素敵な町だったんだろうな~。



この町が廃墟となってから約90年。人が住まないとこんなに早く建物が荒れてしまうのかと思いきや、1957年に大きな地震があり、その際に多くの建物がダメージを受けたらしい。

カヤコイまではフェティエからはドルムシュ(乗り合いのミニバス)が出ていて、30分程度。

途中の道からのフェティエの眺め
でも、私達のオススメはスクーター。カヤコイはフェティエから8kmで、スクーターで行くには遠過ぎず適度な距離。フェティエから山を一つ超えた所にあるが、途中の道は車の通りが少ないので安心して運転でき、且つ景色も良い。一日30TLでスクーターが借りれるので、なかなかリーズナブル。

最後に、スクーターに乗って、ハイチーズ♬



2012/11/02

ネパールの写真をアップしました


やっとネパールで撮った写真の整理が終わったので、フリッカーにアップしました。
次のリンクからどーぞ!

ポカラ: (ブログ) (写真)



アミターブモナステリー: (ブログ) (写真)



ボダナート仏塔: (写真) 







カトマンズのダルバール広場: (ブログ) (写真)



スワナヤンブナート仏塔: (ブログ) (写真)



カトマンズのダウンタウン: (ブログ) (写真)


バクタプール: (ブログ) (写真)



ナガルコット: (ブログ) (写真)

2012/11/01

トルコ: サクルケント渓谷


トルコでの次の滞在地はフェティエ。地中海沿岸のリゾート地。世界一周旅行を始めてから、初めての「海」。それも人生初めての「地中海」。ってことで、海好きの私はテンションUp!!

フェティエに来たのは、そこから出発する地中海のボートクルーズに乗ることが1番の目的。ボートクルーズに乗るまで4日間時間があるので、その間はフェティエを満喫。

宿泊していたホステルからは海が見えて、眺めは最高!夜景もとても綺麗。

フェティエのホステルからの夜景
フェティエの近くには観光するのにおもしろい場所が多かった。その一つがサクルケント渓谷。トルコで最も長く深い渓谷。全長18kmのうち4kmは散策が可能みたい。

散策と言っても、軽く解釈してはいけない。サクルケント渓谷の散策は、歩道がなく、ずっと川の中を歩き続けるのだ!ワイルドだろぉ~?でもこれがなかなか楽しい!!

深い渓谷のため川には直射日光は当たらず、水の温度はかなり冷たい。でも冷たいと感じるのは最初の数分のみ。

ズボンを捲り上げ、川の中を歩き続ける。水が腰までくる場所を通ったり、大きい岩をよじ登ったり、急流の中を流されないように慎重に歩いたり、なかなかのアドベンチャー。子供に戻ったような感覚で楽しめる。



川の両側は、切り立った高い崖。大自然の中、きれいな空気を吸いながら川の中をジャブジャブ歩いていると、体も心もリフレッシュされる感じ。






私達が歩いたのは小さい滝があるところまで。スタート地点から多分1.5kmくらいだろうか。その先に進むには全身濡れることを覚悟して滝の下をくぐらなければならなかったので、一眼レフカメラを持って来た私達は滝の手前で折り返した。帰りも同じ経路で戻る必要があるので、行き帰り合わせて3kmのハイキングが私にとってはちょうど良い感じだった。

渓谷の入口付近には、川沿いにレストランがいくつかあり、眺めも良くゆったりできる雰囲気。散策前か後にゆっくりランチするのがお薦め。

川沿いのレストラン

サクルケント渓谷の詳細情報


入場料: 5TL

入場可能な時期: 通常は4月〜9月まで。ただ、川の水位や天候によって変わる可能性あり。私達が行ったのは10月だったがまだ入場可能だった。

行き方: フェティエからドルムシュ(乗り合いのミニバス)に乗って1時間ちょっと。ドルムシュで行く場合、サクルケントからの帰りの最終ドルムシュの時間を予め確認しておくこと。(私達が行った時は最終が6時だった。)片道8TL。お金に余裕があればレンタカーを借りるのがベスト。スクーターだとちょっと遠いので、厳しいかも。

カシュ・アンタルヤ等、他の地中海沿いの町からも行くことができる。

注意事項:
濡れても良い格好で行くこと。腰くらいまでは濡れることは覚悟して。中に水着を着て、短パンを履くのが1番最適な格好かな。タオルと帰り用の着替えを持って行けば更に安心。

靴は、あればウォーターシューズ、またはしっかりと足に固定できるサンダル、水に濡れても良いスニーカーなどを履くこと。ビーサンは滑りやすいし流されやすいのでNG。現地でウォーターシューズを借りることも可能。

防水ではないカメラや携帯を持って行く場合は、濡らしたり落としたりしないよう十分気を付けて。

川の中に入る手前でガイドが声をかけてくる場合があるが、通常の場合、ガイドなしでも散策は可能なので、断ってオッケー。