2013/02/24

エチオピアの主食は雑巾!?

この間、エチオピアのコーヒーは美味しいという話をしたけど、じゃあそれ以外のエチオピアの食べ物や飲み物はどうだったでしょう?

。。。正直、エチオピア料理は私は好きではありませんでした(>_<)

エチオピアの主食はテフという穀物を発酵させて作ったインジェラというもの。現地の人はこれを毎日、ほとんど毎食食べているようだ。大きく丸く薄っぺらく、見た目はクレープに似ている。でも色は薄茶?薄灰色?っぽい感じで、あまり美味しそうには見えない。これまた味が酸っぱくて、はっきりいっておいしいとは言えない。

下に敷いてあるのがインジェラ

このインジェラは日本でいうお米と同じような位置づけで、基本は野菜や豆、肉などのおかずと一緒に食べる。おかず達はインジェラの上に盛り付けられてきて、インジェラをちぎりながら食べ進める。おかずの汁がしみこんでぶにょぶにょになったインジェラがこれまた更にまずいっ( ; ; )

食べる場所によって酸味が少なめでまだマシなインジェラもあったはあったのだけど、基本インジェラは日本人の口には合わないような気がする。。。

どうやら日本人旅行者の間では、このインジェラ、「見た目はは雑巾、味はゲロ」とか言われているらしい。うん、確かに見た目は古びた雑巾っぽい。味はゲロとまでは言わないけどね(笑)

ま、日本の納豆だって日本人以外の人にしてみれば気持ち悪い食べ物だろう。もんじゃ焼きだって、見た目はゲロっぽいしね(;゜0゜)

何度かエチオピア料理を試してみたものの、やっぱり私の口には合わなく、それ以降はハンバーガーやパスタ、ピザなど、エチオピア以外の料理を探して食べていた。

エチオピアは1936~41年の間、短い間だったが、イタリアの植民地になったことがある。その関係で、アジスアベバや観光地ではピザやパスタなどのイタリアン系の料理をよく目にする。味はもちろんお店によりけり。

これ、あるレストランで注文してでてきたパスタ。見たからにソースの色濃過ぎ!それもソースかけ過ぎ!薄味好きの私にはあり得ないくらい激濃く激辛な味でした。。。もちろんこの私でも残しました。



料理に関してはがっかりな話ばかりしてしまったけど、エチオピアの飲み物には美味しいものが結構ある!

ビール

まずはビール。エチオピアのビールは美味しくて、且つ安い!エチオピア産のビールもたくさんあって、定番はSt. George。特に私が好きだったのがMetaとAmber。



スプリース(フルーツジュース)

フルーツのミックスジュース。アボガドやパパイヤ、グァバ、マンゴー、オレンジなどのフルーツを好きなように組み合わせることができる。それぞれのフルーツが層になってでてきて、テクスチャーはどろっとしている。上から順番に飲むのよし、混ぜて飲むのもよし。ライムがサイドについてきて、ライムを絞ると絶妙に酸味がマッチしてより美味しい。

上からパパイヤ、グアバ、アボガド


スプリース(コーヒー&紅茶)

スプリースとはアムハラ語でミックスという意味。なのでフルーツジュースのミックスもスプリースだったけど、これもスプリース。コーヒーと紅茶をミックスって、どうだろ?と最初は思ったけど、飲んでみたら結構イケる。美味しいスプリースは、もちろんおいしいコーヒーと紅茶を使っていることが前提。

*写真は自分で撮っていなかったので、google imageから。


ピーナッツティー

これは言葉が通じなくて、アイスティーを頼んだつもりが、間違えてでてきてしまったドリンク。かなりどろ~っと濃厚で、ティーという印象はまったくなし。ドリンクというよりデザートって感じ。でもこれがやみつきになりそうな味。ピーナッツ好き、デザート好きにはたまらないかも。

*写真は自分で撮っていなかったので、google imageから。


コーヒー

コーヒーについては以前のブログを見てね。

エチオピアに来たら、是非ビール片手に雑巾でも試してみてくださいまし(^_-)

2013/02/22

エチオピア: スリに注意!!

旅行中は盗難やスリに遭わないように十分気をつけていた。

・・・はずが、エチオピアで2回もスリの被害に遭ってしまった( ; ; )その他数回はスリ未遂にも遭っている。エチオピアはスリが多くて、それもプロ。気付かぬうちに盗られてしまっている。どの国でももちろん気をつける必要はあるけど、エチオピアでは、通常よりもかなーり、かなーり気を付けて欲しい。

これからエチオピアに旅行する人が同じ経験をしないように、私達のスリ被害経験をシェア。

ケース1: アジスアベバでのスリ未遂事件

乗り合いのミニバスに乗っている時に、ダグの隣に座った男性がダグのパンツのポケットの中を探ろうとしていた。怪しいと気付きポケットをガードしたので何も盗られずに済んだ。

ケース2: アジスアベバでのスリ未遂事件

町を歩いている時に2人の若い男性が英語で話しかけてきた。1人はダグに話しかけ、もう1人は私に話しかけ、私達両方が向こうの話に気をとられるようにしていると同時に、私達2人の間の距離を離そうとしている雰囲気。なんとなく怪しいと感じたので、別の方向に行くと言って別れた。この若者達が何か盗もうとしていたかどうかは確実ではないけど、恐らく何か悪い目的を持って近づいてきたのではないかと思う。

ケース3: アジスアベバでのスリ事件

道を歩いていたら5-6人位のガムやポケットティッシュなどをトレイにのせて売っている子供達が寄ってきて、私達に英語で話しかけながら体をべたべたと触ってきた(気をそらすために)。知らぬ間に、私のバッグの中に入っていたポーチが盗まれていた。バッグにはジッパーがついていて、ちゃんと閉めていたにも関わらず。そのポーチの中に大事なものは入っていなかったのが不幸中の幸い。

ケース4: アクサムでのスリ事件

アクサムという町のバスターミナルからバスに乗ろうとしていた時の話。同じバスに乗ろうとしている人達がわんさかバスの周りにむらがっていて、バスのドアが開いた途端、一斉に押し合いへし合いが始まった。その間に気付かなぬうちにダグのパンツのポケット(ボタン付き)からiPhoneが盗まれていた。ダグが背負っていたバッグパックを探ろうとするような人もいたようだが、鍵をかけていたので、バッグパックからは何も盗られずに済んだ。

自分達の経験をもとにスリ回避のためのアドバイス:


  • 人混みを歩く際、またはバスターミナルやバスの中では特にスリが多いので気をつける。バッグは胸に抱えるようにして持つ。バッグにジッパーがついているからと言って油断しないように。ポケットの中に何か入れてる場合は、ポケットの入り口を常に手で押さえておくこと。バッグパックなどの背中に背負うタイプのものには鍵をかけるなど、簡単に開けられないような工夫をすること。
  • 見知らぬ人が話しかけてきた場合は(特に複数の場合)、話に気を取られずに貴重品をきちんとガードして対応すること。こちらから話しかけてないのに相手の方から積極的に声をかけてくる場合は目的が怪しい場合が多いので要注意。もちろん話しかけてくる人の全員が悪い人ではないけど、十分注意だけはするように。
  • 現金を入れる場所は、外側から簡単にアクセスできない場所が最適。内ポケットやマネーベルトなど。パンツの外側についているポケットは、ジッパーやボタンがついていても、プロのスリは簡単に中の物をとってしまうので要注意。私達は、ダグのパンツの裏側に内ポケットを縫い付けていて、パスポートやキャッシュカード、大きめのお金を持ち歩く際はその内ポケットに入れるようにしている。
  • 現金は必要な分だけ持ち歩くようにすること。起こってしまった場合に被害をなるべく小さくするため。
  • 現金は何箇所かに分けて持つようにする。もし一箇所から取られてしまった場合に他の現金が残っていると助かる。
  • iPhoneなどのスマホは道や人混みの中ではむやみに取り出さないこと。使う必要がある場合は店の中に入るなどして使うようにすること。


エチオピアは強盗など暴力的な犯罪は少ないみたいなので、スリ対策をきちんとしていればそれなりに安全に旅行できる国だと思う。

お金や大事な物を盗まれてしまうと、金銭的な損害だけじゃなくて、旅行に不便が生じたり、気分もかなりダウンするもの( ; ; )

iPhone盗られて、どんだけ便利なツールでどれだけ頼っていたかを思い知らされた。でも最近旅行してる国はどの国もiPhone高くて買えなーい( ; ; )

楽しく旅行を続けるために、貴重品の盗難対策はこれでもかって位しっかりとやっときましょう!

2013/02/19

エチオピアのコーヒーは世界一!!

*リアルタイムではブラジルのリオをでて、サルバドールへ移動中です。やっと今日からアフリカについてのブログがスタート!

私達の世界一周旅行も遂にアフリカ大陸上陸!アフリカ一ヶ国目はエチオピア。

今回の旅行で今まで旅してきた国は紅茶をメインで飲む国が多く、コーヒーと言えばネスカフェ(泣)って感じだった。コーヒー好きな私は、そういう意味でエチオピアを楽しみにしていたのである。

日本にいた時にダグの友達スティーブからお土産でもらった濃くて美味しいエチオピアのコーヒーを飲んでからというもの、エチオピアコーヒーのファンになっていたということもある。

エチオピアはコーヒー発祥の国と言われている。さすがコーヒー王国、首都アジスアベバには、カフェがたくさんある。カジュアルにお茶したり、時間潰したりできる空間があることも嬉しい。日本では当たり前のことだけど、発展途上国の多くには、時間を潰したり長居できるようなカフェがなかったりする。

アジスアベバにあるカフェチェーン店

私達がはまったのがマキアート。コーヒーに少量のミルクを足して、ミルクの泡を上にのせたものがエチオピアではマキアートと呼ばれている。日本で言えばカフェラテに近いけど、カフェラテよりもミルクの量が少な目な感じ。エチオピアのコーヒーは濃いので、ブラックで飲むよりは少しミルクを足したくらいがちょうど良い。もちろん味の好みは人それぞれだけど。


マキアートは大体50円位。何度でもお茶したくなるお値段。どこも小さいカップかグラスで出すのが普通みたい。個人的にはもっと大きいサイズのマキアートがあったら嬉しいんだけどな~。お店によってはメニューにラテもあって、ラテはマキアートよりサイズは大き目でミルクも多めというのが違いっぽい。

私的にはエチオピアのコーヒーが世界一美味しいと思う!!あまりコーヒーが好きではないダグもエチオピアではほとんど毎日マキアートかラテを飲んでいたくらい。

エチオピアに行ったら絶対コーヒーをお試しあれ。どのカフェに入っても美味しかったけど、アジスアベバで老舗で有名なコーヒー屋さんにトモカコーヒー(TO.MO.CA)がある。



現地の人もよく通っているみたいで、いつも混んでいる。私達もアディス滞在中3-4回は通ったかな。お店にはコーヒー豆も売ってるので、お土産にも良さそう。このまま日本に帰るんだったら大量購入したかったな~。

本格的な豆を挽くマシーン。
トモカコーヒーにて。


トモカコーヒー:

本店の場所はこちら
ウェブサイトはこちら







2013/02/15

ヨルダン: ペトラ遺跡


楽しみにしていたペトラ遺跡。映画インディアナジョーンズで使われた遺跡があることでも有名。ペトラ遺跡に行く前日に、インディアナジョーンズの映画を鑑賞(^。^)

ペトラ遺跡のチケットは、1日券、2日券、3日券の種類がある。チケット代は1日券で50JD(US$70)。今まで行った観光スポットの中で最も高額だったんじゃないかなー(>_<) 2日券、3日券がそれぞれ55JD(US$77)、60JD(US$84)ってことを考えると、一日だけ観光するのはもったいない感じ。


ぺトラ遺跡に入って1km程歩くと、このような断崖絶壁に囲まれた細い道(シーク)に到着。この先に何が待っているのか、どきどき。



しばらく歩くと、岩の間に見えてきた!



これがエル・ハズネ(宝物殿)と呼ばれている遺跡。インディージョーンズ/最後の聖戦に登場する場所。迫力のぺトラ遺跡、スケールが大きい。





ぺトラにはこのような不思議な色・模様をした岩がたくさんある。自然って美しい。


見渡すと、至る所に遺跡が見える。ペトラ遺跡はとても広く、ハイキングトレイルもたくさんあるので、観光に少なくとも2日は欲しいところ。私達は2日間観光したけど、もう一日あってもまだ見る場所はあったなというのが印象。


エド・ディル(修道院)。エル・ハズネよりも更に大きい。私が正面に立っているので、よーく見てみて。規模の大きさが一目瞭然。この遺跡は高台の上にあって階段を登ったり、結構な距離を歩くけど、ペトラに来たからには絶対行くべき場所。個人的にはエル・ハズネよりも見応えがあると思う。



更にエド・ディルの近くには見晴らしの良いビューポイントもあってお薦め。



今後ペトラ遺跡へ行く人へのアドバイス

ペトラはめっちゃ広くて、かなーり歩くことになるので、歩きやすい靴で行くことをおすすめする。ペトラ内には馬車やラクダ、ロバがたくさんいるので、歩きたくない人や疲れた場合はそれに乗るのもあり。私達は乗ってないので価格は分からないけど。



午前中から行く場合は必ずランチを持参しよう。ペトラ内にはドリンクや軽いスナックを買えるお店はあるけど、食事ができるようなレストランはない。ペトラにあるホテルに宿泊してる場合、ランチボックスを作ってくれる場合が多いのでホテルに確認してみると良い。なければ、ペトラの町でケバブをテイクアウェイするといいかも。ペトラ遺跡を散策中に景色の良い場所を見つけてランチするのがおすすめ。

2013/02/13

壁の中のベツレヘム


こんにちは~。今はブラジルのリオデジャネイロにいます。リオのカーニバルの真っ只中なので、街全体がお祭りムード!でも今日のブログは、ちょっと暗い話:パレスチナ問題に影響を受けたベツレヘムについて。

イスラエルのパレスチナ自治区、ベツレヘムに行って来た。パレスチナ問題についてはよくニュースで取り上げられているけど、正直、ベツレヘムに来るまで、何が問題なのか、どんな状況なのかなど、よく知らなかった。

パレスチナ問題を簡単に説明すると、イスラエル人(ユダヤ人)とパレスチナ人(アラブ人)の間の土地の奪い合い。と言うか、イスラエルが一方的にパレスチナの土地を奪い続けていると言った方がよいかな。下の写真から分かるように、イスラエルが圧倒的に占領しているのが現状。現在残っているパレスチナの土地はイスラエルによってコントロールされている。


ベツレヘムは8mもの高い壁で囲まれていて、その中に住むパレスチナ人達は自由に壁の外への出入りができなくなっている。その壁がイスラエル人によって作られたのは2002年。突然壁の中に閉じ込められてしまったのだ。



事を余計ややこしくするのが、パレスチナ人はエルサレムIDもしくはパレスチナIDのどちらかを与えられ(どちらのIDが誰に与えられるかなどの詳細は分からないけど)、エルサレムとベツレヘムの間の行き来がそれによって制限されている。

ベツレヘムで宿泊したゲストハウスを経営する家族は、奥さんはエルサレムID保持者で、旦那さんはパレスチナID保持者。パレスチナID保持者の旦那さんはベツレヘムの壁の外へは自由に出入りできず、行くためには許可証を取る必要がある。エルサレムID保持者の奥さんはベツレヘムとエルサレムの行き来は自由だが、ベツレヘムで夜を越すのは週に1回しか認められていない。そのため、夫婦で一緒に寝て起きてっていう私達にとっての日常茶飯事が、彼らは週に一度しかできていないということになる。夫婦なのに、一緒に自由に行動できないなんて、可哀想。当然の権利がここでは通用しない。

ベツレヘムを囲む壁にはたくさんのグラフィティが描かれている。



イギリスの有名なグラフィティアーティスト、バンクシーが描いたグラフィティも所々に。ベツレヘムに来るまでバンクシーの存在は知らなかったけど、彼のアートはとても興味深かったなー。

そんな複雑な状況のベツレヘムだけど、イエスキリスト生誕の地であり、キリスト教にとって重要な場所。

イエスキリストが産まれた場所に建てられた教会。

教会の中

私達がベツレヘムを出てヨルダンに戻った翌日、イスラエル軍がロケット爆弾を発射し、ベツレヘムの近くに落ちたことをニュースで知ってびっくり。その後もテルアビブなどへの攻撃が続き緊迫状態。

危機一髪!爆弾にあたらなくて良かったー!

ベツレヘムに平和と自由が来るのはいつになるのだろうか?近い将来ではなさそうだ。。。


2013/02/11

イスラエル: マサダと死海


イスラエルかヨルダンでやりたかったこと。死海で浮いてみたい!

死海はイスラエルとヨルダンの間にあり、塩分濃度が高いため体が浮きやすいことで有名。塩分が高過ぎて生物が生息できないことから死海と言う名前が付いている。ちなみに死海の水面は海抜マイナス418mで、世界で最も低い場所にある。

イスラエル側の死海に行くかヨルダン側の死海に行くか。。。?まわりの人に聞いた感じだと、ヨルダン側には高級なリゾートや有料ビーチしかないのに対し、イスラエル側には無料のビーチがあるとのこと!無料という言葉が大好きな私達は、イスラエル側の方で行くことにした(^。^) イスラエル側の死海の近くにマサダと言う気になる観光スポットもあったので、そこにも行くことに決定。

マサダや死海まではエルサレムからバスも出ているけど、安いレンタカーを見つけたので、レンタカーして行くことに。今回の旅で初のレンタカー!なぜかアメリカ人が借りるとディスカウントがあり、US$12/日。激安!

イスラエルの道路には軍人さんがいるチェックポイントが所々にある。銃を持った軍人さんに止められたら緊張しちゃうけど、私達はいかにも外国人ツーリストって感じで安全オーラがでていたからか、一度も止められずに通過。良かった~。

マサダまでは車で約2時間。マサダは昔、要塞だった場所で、現在はその遺跡が残っている。世界遺産にも登録されている場所。丘の上にあるため、上からは死海も見えて素晴らしい景色。



上までの行き来はロープウェイ、もしくは歩き。私達は行きはロープウェイで登り、帰りは歩いて下った。登りは階段が多くて大変なので、下りだけ歩くっていう選択は正解だったと思う。ちなみに下りは約40分だけど、登るのは約1時間半〜2時間かかるらしい。



その後死海へ。マサダからは車でほんの10分程度のとこにあるエインゲディの無料のパブリックビーチへ。

死海の色は透明できれい。遠くから見ると、青空を反射してか、きれいな水色に見える。波がないせいか、すごーく落ち着いているように見える。

本当に浮くのか?ちょっとドキドキ。ゆっくり入って体を寝かせたら、やっぱり浮いた!!



塩分が高いため、目に入るとめちゃくちゃ痛いと聞いていたので、バランスを崩さないように頑張る。でもバランスをキープするのが意外と大変(>_<)

ビーチにある岩に塩の塊がこびりついている

このエインゲディの無料ビーチは小さい石ころのビーチで泥が見つからないのが残念な点。死海の泥はミネラルたっぷりでよくエステや美容製品に使われている。泥があれば、全身泥パックをしたかったな~。

今後イスラエル側の死海へ行く人のためのご参考


食事について

マサダや死海の近くにはレストランやお店が少ない。マサダの建物の中にフードコートがあるが、たいしたものもないし値段がお高め。エルサレムでサンドイッチか何かをテイクアウトして持って行くことをお薦めする。


レンタカーで行くのがお得?

レンタカー代は安かったけど、イスラエルはガソリン代が高く、且つ無料ビーチで高い駐車料金を取られたりしたので、最終的にはバスで行くのとあまり金額的には変わらなかったかも(人数2人での計算)。

ただし、レンタカーだと時間の自由度も高いし、マサダとエインゲディ間の移動も簡単なので、金銭面以外のメリットもある。

なので、1人で行くって人以外には、レンタカーをおすすめする。3人以上だったらレンタカーした方がバスで行くよりもお得なはず。

エルサレムからのツアーもよく組まれているみたいだけど、金額が結構高めのよう。



2013/02/05

エルサレムで初カウチサーフィン

イスラエルの物価は高い!私達バックパッカーの旅の予算ではホテルに宿泊するのが厳しいという状況( ; ; )

そこで、人生初めてのカウチサーフィンをすることに決定!

カウチサーフィン(日本語版もあり)とは、旅行者を自宅のソファー(英語でカウチ)に無料で泊めてくれるっていうもの。

私達のカウチサーフィンのホストは、イスラエル人のカップル。気兼ねないとても親切な人達だった。なんだかんだ一週間もお世話になってしまった。

カウチサーフィンすると、もちろん宿泊代が無料という大きなメリットがあるけど、それ以外にも、ローカルの観点からのアドバイス (お薦めの場所やレストランなど) を受けられるのも嬉しい。

ホストに教えてもらって行ったレバニーズレストランでは、今までで1番おいしいハマスを食し、ご機嫌。

イスラエルとヨルダンを旅行しているうちに、もともとはあまり好きではなかったハマスとファラフェルをいつの間にか好むようになっていて自分でもびっくり。

知らない方のために、ハマスとファラフェルは下の写真のような食べ物。


写真右側にあるのがハマス。ひよこ豆のディップ。
写真中央にあるのがファラフェル。これもひよこ豆から作られたコロッケ。
両方ともピタパン(写真左上)と一緒に食べるのが一般的でおいしい。

今回の初カウチサーフィン、ホストの心の広さには本当に感心させられたな~。お金の見返りがないのに、見知らぬ私達をあんなに温かく迎えてくれて。自分は同じことを他人にできるだろうか。。。?ホストに感謝し、心を広く持とうと自分に言い聞かせた一週間でした。



2013/02/02

まるで映画のような街、エルサレム

イスラエルのエルサレム。ここはキリスト教の聖地。だけでなく、ユダヤ教、イスラム教の聖地でもある。宗教的にとても重要な場所。

エルサレムに足を踏み入れた途端、中世にタイムスリップしたのではないかと思うような光景が!

こういう格好をした人達が、たくさん歩いている。





今日は何か特別な日?それとも映画の撮影?

いやいや、 映画の撮影でもなく、特別なイベントがあった訳でもなく、普通の日だった (゚o゚;;



正統派ユダヤ教徒(オーソドックス)は、毎日このような黒いスーツを着、黒い帽子をかぶって生活しているらしい。雨の日は、ビニールを被せて帽子をカバー。



エルサレムの中には、メーアー・シェアーリームというオーソドックスばかりが住むエリアがあり、女性はロングスカートをはいて頭にスカーフをまいて、全体的に肌やボディラインを隠した格好で歩かないと、ひどいことを言われたりされたりする場合もあるらしい。それだけ保守的で信仰が強い。

さてさて、そんなエルサレム。街には城壁で囲まれた旧市街、それからお洒落でモダンな新市街がある。

旧市街

観光スポットの多くは旧市街の中にある。旧市街の中は、キリスト教地区、ユダヤ教地区、イスラム教地区、アルメニア地区と分かれている。

聖墳墓教会(英語:Church of the Holy Sepulchre)



キリスト教地区には、イエスキリストが十字架に磔にされたと言われている場所があり、そこには現在大きな教会が建っている。びっくりするくらい観光客が多く、中を見て周るのが大変だけど、見応えのある教会。

嘆きの壁(英語:Western Wall)



ユダヤ教地区にあるのは、嘆きの壁。ユダヤ教の人が連日この壁にお祈りしにくる。この光景もやっぱり映画みたい!ちなみにこの壁は、男性と女性でお祈りする場所が分かれている。


新市街

こちらは旧市街と打って変わって、モダンなショップ、レストラン、カフェなどが立ち並んでいて、ぶらぶらするのが楽しい。メインの通りのヤッフォ通りはトラム電車も走っているため便利。

マハネ・イェフダ市場(英語:Mahane Yehuda Market)

野菜やスパイスなど、食料品のお店がたくさん集まったマーケット。売っているものの質も高いし、活気があって、見て回るだけでも楽しい。中には美味しいレストランもあり。



行き方:トラムに乗ってマハネ・イェフダ駅で降りたら目の前。旧市街からヤッフォ通りを歩いて徒歩30分程度。


Dov's Corner


ここのアイスコーヒーが最高に美味い!アイスコーヒーと言う名前が付いているけど、実際はスタバのコーヒーフラペチーノみたいな感じ。上には生クリームたっぷり、中にはキャラメルソースも。甘いもの好きにはたまりません!


アイスコーヒー以外にもフルーツスムージーやフローズン・ヨーグルトもある。


Dov's Corner
住所Nissim Behar 18, 94525 Jerusalem, Israel
フェースブックページここ(地図あり)




イエミン・モシェー(英語:Yemin Moshe)




素敵な雰囲気の住宅エリア。現在はアーティストが多く住んでいるらしい。風車が目印。近くの公園からは、旧市街の眺めがある。結婚写真の撮影にもよく使われる場所。

行き方:旧市街のヤッフォ門を出て左に進む。間もなくすると右側に見えてくるきれいな住宅街がイエミン・モシェー。





その他

レバニーズフードレストラン


エルサレムの郊外(Abu Ghosh)にあるので行きにくいが、レンタカーする場合には絶対行ってもらいたいレストラン。車だったらエルサレムから10分程度。ここのハマスは世界一とイスラエル人からお薦めされた場所。実際食べてみて、今までに一番おいしいはマスだった。それまでハマスが特に好物ではなかった私が、ここのお店で食べてからハマス好きに変わってしまったくらい。






Lebanese Food Restaurant
住所:88 Hashalom St, Abu Ghosh, Israel
地図ここ