2012/09/30

私が見たインド人(・□・;)

インドに一ヶ月滞在して、私が「おもろいな~」と感じたインド人の行動!


朝に線路沿いでう◯こをする。

う◯こしに行く時は水が入った缶を持参。お尻洗浄用。

男性の立ちションは日常茶飯事。人が多いところでもやっちゃう。

ありがとうは言わない。

ごめんなさいも言わない。

分からなくても、分からない、って言わない。

だから道など聞いたら、分からなくても適当に答える。

聞いたら聞いた分だけ違う回答が返ってくる。

口癖はNo problem!

問題ありでもNo problem!

Okと言う代わりに頭を振る。

Noと言う代わりに頭をフリフリする。

よく分からない時、迷っている時にも頭をフリフリする。

OkでもNoでも分からなくても、とにかく頭を振る。(例はコチラ

自分の意見は曲げない。

人のことをジロジロ見る。何分も見続ける。通り過ぎても、振り返ってでも見る。

あまり笑わない。こっちがニコッとしても笑ってくれない。

ゴミはどこでもポイする。ポテチを食べたら袋をポイ!チャイを飲んだらカップをポイ!バナナ食べたら皮をポイ!何でもどこにでも捨ててしまう。

誰もが何かを売っている。全員がセールスマン。

何か頼むと意外とやってくれる。でも面倒臭そうにやる。真面目な面倒臭がり屋。

公共の場でも音楽はヘッドホンなしで聞く。

観光地に行くと、他のインド人観光客が一緒に写真を撮って欲しいと寄って来る。

声かけるのが恥ずかしい場合は、隠し撮りをする。

男女は公共の場では手をつながない、ベタベタしない。

でも男性同士は手をつなぐ。ゲイとかでなく、友情の証。

横入りが得意。列に並んで待つことはしない。

道路でも同じ。車やリキシャ、バイクなど、少しでもスペースあれば入り込む。

車線なんて関係ない。空いていれば、反対車線だって走っちゃう。

道路のルールはあってないようなもの。

でも最優先は牛。ここでは牛様は偉いのだ!


どう?インドに興味湧いてきたでしょ?(^_-)







2012/09/27

バラナシのお薦めショップ♪

ガンジス河とガート


インドでの私達のラストストップはバラナシ。ここはガンジス河が流れていて、ヒンズー教の聖地。毎日、ガンジス河で沐浴するたくさんの人で賑わっている。

ダシャシュワメードガート
ガンジス河の水は非常に汚染されているにも関わらず、大勢の人が頭のてっぺんから足の先まで、全身をジャブジャブと川に浸し、更には河の水を口にふくんでゆすいだりしている。なんとも言い表せない光景だ。

この河沿いには、沐浴できるガートと呼ばれるスポット(石段になっていて河に入りやすくなっている)が80数ヶ所もあり、またバーニングガートと言う死体を火葬する場所が2箇所ある。火葬の際に残った灰は、ガンジス河に流されるのだ。火葬しきれず残ってしまった体の一部や、宗教上の決まりで火葬をしない子供などの死体は、重りをつけてそのまま川に流されるそうだ。

ガンジス河では何でもあり!
このようなガンジス河で、シャンプーしている人もいれば、体を洗っている人、歯磨きしている人、洗濯している人もいる。この河には工場用水も流し込まれているらしい。もちろん街をウロウロしている牛さん達もこの河をご利用になっている。とにかく何でもありの、マルチユースな川なのである (>_<)

バラナシは、客引きが煩かったり、ガートでもお金欲しさに話しかけてくる人が多いと聞いていた。でも実際に来てみたら、私達が行った他のインドの都市と比べて「しつこさ度」は低め。Noと断れば、すんなりと引き下がる人が多く、印象は悪くない。

バラナシはインドを旅行する日本人にとって人気No. 1と言っても良い場所。でも地球の歩き方にはあまりレストランなどの情報が多くないため、私達がお薦めしたいお店をここで紹介したいと思う。バラナシ観光の際は是非行ってみて!!

Blue Lassi

ブルーラッシー
私達が世界一美味しいと思ったラッシー専門店!フレーバーがたくさんあるが、個人的に1番のお薦めは、プレーンラッシー(砂糖入り)。ダグの1番のお気に入りはチョコレートココナッツラッシー。他にもバナナやマンゴー、パパイヤ、ザクロ、林檎、洋ナシ、パイナップル、ブルーベリーなど、たくさんのフルーツのフレーバーがある。注文してから10分位かけて目の前で作ってくれるのでとてもフレッシュ。とろとろ濃厚で激うま!インドとは思えない程、見た目もきれいに盛り付けてくれる。

ブルーベリーラッシー
ショップを経営する家族もとっても親切でフレンドリー。私達は雨の中オープン1時間前に着いてしまったのだが、屋根のある場所に椅子を持って来てくれ、雨宿りしながら待たせてくれた。最後にはチャイまでご馳走に。本当にありがたい!しかも店内ではWi-Fiも使えるというおまけ付き。バラナシに行ったら、ブルーラッシーに行くのはマスト!場所はメインのバーニングゴッド、マニカルニカーガートの近く。

Pizzeria Vaatika Cafe

アッシーガートにあるイタリアンレストラン。ガートの目の前なので、テラス席から沐浴の様子を見ながら食事ができる。ピザ、パスタ、ラザニアなどのイタリア料理の他、カレーなどのインド料理もある。ピザは釜で焼き上げる本格的なもので、味もGood!また、ここのアップルパイwithアイスクリームがおいしいので、デザート分のお腹のスペースも空けておこう。

Aum Cafe

Aum Cafe
アッシーガートの近くにある、雰囲気の良いベジタリアンカフェ。朝食とランチのお店で、夜は営業していない。オーナーが外国人らしく、料理の質や盛り付けは上質。パスタやサラダ、スープ、更にはブリトーまである。パスタとブリトーを試したが、両方ともとても美味しかった。Wi-Fiも使える。長居したくなるような、きれいで明るい雰囲気のカフェ。

Open Hand Cafe

こちらもアッシーガート近くのお洒落なカフェ。マフィンやブラウニーなどの焼き菓子が豊富。コーヒー、ティーはもちろんのことシェークなど、ドリンクの種類も多い。ノンベジタリアンのカフェなので、メニューにはチキンバーガーやフィッシュアンドチップスなどの軽食もある。料理の味もまあまあいけるが、どちらかと言うとドリンクとマフィンやケーキなどのデザート系の方がお薦め。私が試した中で美味しかったのは、味とテクスチャーが濃厚なピーナッツブリットルシェークと、しっとりスポンジ&めちゃ甘アイシングのキャロットケーキ。

オープンハンドカフェ
ラッシーショップは別として、インド料理以外のお店ばかりを紹介してしまった。。。と言うのも、私達がバラナシに来たのはインドを旅行し始めて既に3週間以上経った頃だったので、私は既に「カレー嫌々病」にかかっていたのである。。。バラナシにはインド以外の国の料理を提供しているレストランも多く、その質も悪くないので、インド料理に飽きてしまった私にとってはオアシスだった♪

アッシーガート近くのお店の紹介が多いのは、私達が宿泊していたのがアッシーガートだったため。アッシーガートは、80数ヶ所のガートのうち最も南に位置するガート。北の方のオールドシティーよりも落ち着いていて、しつこくつきまとう人も少なくゆっくりできる。ここで紹介したように美味しいレストランも周りに多いため、バラナシの宿泊の場所としては、アッシーガート付近はお薦め!

2012/09/23

驚き!インドの結婚

自分達が新婚ということもあり、出会ったインド人と結婚の話をする機会がよくある。インドの結婚や結婚式は日本とは大分異なり、びっくりな話が多かったので、ここで皆にも紹介したいと思う。

まず、インドでは今でもお見合い結婚がほとんど。自分の親が結婚相手を決めてくる。インドの都会でも、まだ80%はお見合い結婚らしい。田舎に行けば行くほど、お見合い結婚率が更に多くなる。インドではカースト制度があるので、同じ身分の相手と結婚する必要があることも関係しているのだろう。身分が違う相手と激しい恋に落ちて結婚、なんていうドラマみたいな話は現実には難しそうだ。

最近は親が決めてきた結婚相手を気に入らなければ自分から断る権利があるが、昔は有無を言わさず結婚というのが普通だったらしい。インドでも少しずつだが考え方が変わってきているようだ。

それから、兄弟姉妹がいる場合は上から順番に結婚するのが基本。ジャイサルメールで出会ったクークーというインド人は自由な家庭に生まれ、恋愛結婚をすることを親も認めているとのこと。弟には既に婚約者がいるが、クークーは現在彼女がいないため、クークーが結婚するまで弟は自分の結婚を待つ予定のようだ。インドでは年下が年上を敬うカルチャーがとても強い。

次に結婚式のお話。これはカーストや出身地によって変わってくるとは思うが、ジョードプルでジェイという婚約中のインド人から聞いた話を紹介しよう。彼は今年の11月に結婚する予定で、結婚式は4日間続き、式の参加者は1000人程度になるらしい!!これにはびっくり仰天!日本の結婚式と言えば、70〜100人程度が平均なので、日本の10倍にもなる。私の結婚式は35人程度の小さな結婚式だったが、やはり準備は大変だった。1000人も参加する結婚式をどうやって企画、準備するのか?聞いてみたところ、新郎新婦の友達やファミリーメンバー数十人それぞれに役割を割り当て、手伝ってもらうとのこと。本当に大大イベント!

それから結婚式の衣装。日本ではお色直しは一回くらいするのが平均的だろうか?私は一回もしなかったけど。ジェイの結婚式は4日間続くが、その中でのお色直しは、男性は8回、女性は21回もするらしい!そんなに色んな衣装に身をまとえて女性の立場だったら嬉しいだろうけど、ちょっと大変そうな気も。。。

私達がジェイに会った頃、ジェイは衣装選びなどの準備に追われていた。男性側が女性の21の衣装を購入し、反対に男性用の8つの衣装は女性側が購入するそうだ。

衣装もそうだし、1000人もの食事を用意したりなど、結婚式には相当なお金がかかるようだ。ただ、日本のご祝儀と似た習慣もあるらしく、結婚式の参列者から少しずつだがお祝いのお金をもらえるとのこと。小額だったとしても1000人分と思ったらスゴイよね!

それから、日本では結婚したら結婚指輪を左手の薬指にするのが普通だが、インドでは違うようだ。インド人の女性で赤いポチッとしたものを眉間に付けているのをよく見かけることがあると思うが、それは既婚者ということを示すらしい。それ以外にも結婚した女性は髪の分け目に赤い線を書いたり、手ではなく足の指にトーリングをしたり、更には鼻にピアス、アンクレット、ネックレス、ブレスレットなどのアクセサリーを付けるとこのと。とにかく付けるアクセサリーの数が多い。でも左手の薬指に指輪をする習慣はない。逆に男性の方はと言うと、はっきりとした情報は得られなかったが、観察からすると結婚を示すものは何も付けていないような。。。それって、アンフェアじゃない。。。???

国が違えばこんなにも考えや習慣が違うのかと思い知らされる。インドに来て、自分の兄弟が日本人と結婚して日本に住んでいるなんて話も何度か聞いたけど、そういう人は大分先進的な考えの家庭に生まれたのだろう。

恋愛結婚が大半を占め、国際結婚なんかも多い日本。自分が好きな相手と結婚できるという自由は普通のようだけど、ありがたく思うべきことなのかも。

※インド旅行中に出会った5名程度のインド人の話を基に書いているので、インドの国全体を代表する情報ではないことをご理解くださいませ~。

2012/09/14

トンレサップ湖観光の注意点

Chong Khneas
カンボジアのシェムリアップでの観光と言えば、もちろん最初に出てくるのがアンコール遺跡(写真)。その次に有名なのがトンレサップ湖のフローティングビレッジ(写真)だ。トンレサップ湖には水上で生活する人達がたくさんいて、その水上村をボートに乗りながら見学できる。なかなか見ることのできない光景なので、遺跡巡りに疲れた頃にフローティングビレッジ観光をするのも良い。ただ、観光の際に注意すべき点があるため、今後行く機会がある人のためにシェアしたいと思う。

観光できるフローティングビレッジは1つだけではなく、いくつかある。1番良いと言われているのがKompong Phlukというビレッジなので、シェムリアップからトゥクトゥクで向かう際は、出発前に必ず行きたいビレッジ名を告げ、ドライバーが理解した上で出発するようにしよう。

特定のビレッジ名を言わずに単にフローティングビレッジに行きたいと言うと、殆どはChong Khneasというビレッジに連れていかれる。そのビレッジは最も観光地化が進み、ボート料金も他のビレッジより高く設定されている。トゥクトゥクドライバーはコミッションを貰えるため、可能な限りこのビレッジに連れて行こうとするようだ。ボート一台当たりで料金を設定している他のビレッジに対して、ここでは1人当たりの料金を要求される。それも人数が少ない程1人当たりの料金が高くなるのだが、他人とボートをシェアすることはさせてくれない。参考に4人でボートを乗る場合は、最初に1人$15と言われた。

また、そこの村に住む人はカンボジア人ではなく、殆どがベトナム人らしい。日本人からしてみれば区別がつかないし、それを気にするかと言うと気にしないかもしれないが、カンボジア人からすれば、そこはカンボジアの村ではないとのこと。

ここでは、子供は写真を撮ったらお金を求めて来たりと、観光客慣れした様子。また、このビレッジでは水上の学校に連れて行かれ、適正とは程遠い値段のノートやペンなどを子供に寄付してくれと強要されるようなので要注意。とにかく観光客から多額のお金を巻き上げようとしているので印象は良くない。


Kompong Phlukの次にお薦めのビレッジはMechrey。ここは小さ目のビレッジだが、Chong Khneasのように観光地化は進んでおらず、お金を求めてきたりする人もいないので、静かにゆったりと観光できる。ボート料金は一台当たり、言い値が$20なので、人数が多い程お得。料金は交渉可能なので、もう少し下げることもできる。

La Bourlangarie Cafeのオーナー、ダヴァンさん
私達の経験を話すと、最初にフローティングビレッジ観光に行った時は、事前の準備ミスから、1番お薦めのKompong Phlukには行けず、Chong Khneasの方に連れて行かれてしまった。トゥクトゥクやボート料金をセーブしようと、シェムリアップで会ったオーストラリア人カップルと一緒に4人で行ったのだが、ボート料金は1人$15と言われた。最終的に$12まで下げてもらったが、それでも高い。要求するお金を払わなければ帰るしかないという観光客の弱みをつかんでいるかのごとく、値段交渉にはなかなか乗ってくれなかった。

途中に行った湖リゾート、West Baray
なんとなく不満が残ったままシェムリアップの町に戻った後に、La Bourlangarie Cafe というパンのおいしいカフェに入った。そこのオーナー(Davann)はすごく親切な人で、観光のお薦め情報を色々教えてくれた。そこでやはりChong KhneasよりKompong Phlukに行くべきとのアドバイス受けた。また、私達が後一日しかシェムリアップでの時間がなく、どこかサイクリングしたいと言うと、自転車で行けるMechreyというフローティングビレッジを教えてくれ、行き方なども詳しく教えてくれた。自分達が想像していたよりも自転車で行くには遠い距離ではあったが(往復で約50㎞もサイクリングしたらしい!)、途中の湖リゾートでまったりしたり、サイクリング中の周りの村、田園風景などをじっくり楽しむことができた。MechreyではChong Khneasよりのどかなビレッジの様子を堪能できたし、ボート料金も2人で$16と安く済んだ。私達は自転車で行ったが、体力に自信がない人はリキシャで行くことをお薦めする。


シェムリアップに行ったら、まずLa Bourlangarie Cafeに行ってDavannと話すのが手っ取り早いとも言える。彼は今のカフェを始める前はフランス語でツアーガイドをやっていたらしいので、観光に関してはとても詳しく、最適なアドバイスを貰えるだろう。彼のカフェは居心地良く、食事やドリンクも美味しいので是非行ってみて(*^_^*)


2012/09/11

青の街、ジョードプル

ブルーシティ、ジョードプル
インドのラージャスターン州、ジョードプルという街にやってきた。ここは街中の多くの家が壁を青く塗っていて、ブルーシティとも呼ばれている。街にあるゲストハウスの多くが屋上でレストランをやっていて、そこからは青い街並みや、ジョードプルのシンボルでもあるメヘラーンガル砦が見え、景色はとても綺麗。他のインドの都市と同じく、道にはゴミやハエがたくさんいるのだが、屋上からだとそういう汚い部分は見えないので、綺麗な景色を楽しめる(笑)

ここに来て感じたのは、単に挨拶してくれる人や、親切心から話しかけてくれる人、情報を教えてくれる人など、良い人が多いということ。デリーでは誰も信じられないと思っていたけど、ジョードプルでは良いインド人との出会いがたくさんあった。

ジョードプルにはもともと2泊だけする予定だったが、居心地の良さから結局6泊もしてしまった。同じくインドや世界を旅行している人達との出会いも多くあり、とても楽しい時間が過ごせた。ジョードプルは私とダグのお気に入りの街。

ジョードプルに行く機会がある人のために、今日はジョードプルのオススメ情報を紹介しよう!

Pushp Guest House

Pushpのルーフトップレストランからの眺め
私達がジョードプルで6泊した宿。家族経営で部屋数は5部屋の小さなゲストハウス。部屋はセンスが良く清潔感がある。宿泊者がくつろげるソファや、屋上にはルーフトップレストランがあるので、他の宿泊者達と仲良くなりやすい雰囲気もあり。レストランからの眺めもとても綺麗。朝ごはんには、バナナハニーパンケーキがオススメ。チャイを飲みながらまったりとするのも気持ちいい。このゲストハウスを経営する家族はとても親切で信頼できる人達。アットホームな雰囲気でリラックスできる。ダグと私の中では、旅を始めてから今まで泊まった宿の中で1番お気に入りのゲストハウス。カスタマー満足度100%!

Jharokha Restaurant

Jharokhaからの絶景、夜の砦
メヘラーンガル砦や街の眺めが良いルーフトップレストラン。夜はライトアップされた砦が見える。ラージャスターン州の名物料理、Dal Batti Chormaがメニューにある。通常のカレーとナン、とは違った料理なので、ラージャスターン州を訪れた際は一度は試してみる価値あり。

On the Rocks

久々に肉料理!
アルコールや肉料理が楽しめるレストラン。バー/クラブが併設されている。値段は高めだが、味はとても美味しい。併設のバー/クラブはお金持ちのインド人が集まる場所のようだ。普段町で見かける人とは違い、洗練された雰囲気の人達が集まっている。女性でサリーを着ている人は見当たらなく、全員が洋服を着ている。街の中心から少し離れているので、リキシャに乗って行くと良い。




Chouhan Omelette

オーナーのヴィッキさん
時計台近くの有名なオムレツ屋さん。レストランではなく屋台といった感じ。店の前にプラスチックのイスがあるので、それに座って食べる。朝ごはんや小腹が空いた時に良い。オムレツも美味しいが、Fried boiled eggというゆで卵を焼いてスパイスをふりかけたものも美味い!ハエが多いので、落ち着いて食べられないのが難点。モンスーンの時期を過ぎればハエも少なくなるらしいが。。。

メヘラーンガル砦

砦から見たジャスワントタダ
ジョードプル観光のハイライト。砦は丘の上にあるので、砦からはジョードプルの街並みが広く見渡せ、時間が許す限りずっと眺めていたくなるような景色。この砦の中に展示されている昔の絵画や刀は保存状態も良く、ディテールに目を向けると非常に興味深い。美術館、博物館に興味がない私がじっくり見てしまうくらい!ここではオーディオガイドが無料で借りることができ、日本語もある。ただ、借りる際にパスポートやクレジットカード、または現金などでデポジットを預ける必要がある。

メヘラーンガル砦から徒歩10分程度の所にジャスワントタダという白いお城があり、茶色い岩肌を背景に、とても素敵な写真が撮れるので行ってみると良い。

最後に、ジョードプルに行った際は、牛には気をつけて!街にはたくさん牛がいて、中には人にタックルしてくる危険な牛もいるので!なるべく牛から離れて歩くように。

2012/09/04

混雑バスで屋根上に乗車!?

クーリーに到着したバスの様子
砂漠の村、クーリーからジャイサルメールまでの帰りのバスに乗った時の出来事。クーリーに到着したバスは既に乗客で溢れており、なんとバスの屋根の上にも人がたくさん乗っているではないか!!「うわー、これに乗れるのかな?でも次のバスは3時間半後だし。。。」と不安になる。すると、バスのおじさんが上を指差し、屋根上に乗れというジェスチャーをする。「えー、まじ?危なくないの?」と思いながらも屋根に上った。狭いながらも座るスペースを確保。

屋根上に乗っているのはインド人男性のみ。たぶんインド人女性を屋根上に乗せることはしないのだろう。外国人女性の場合はそういうことは気にされないらしい。ん?それとも私、男と間違われた?あまり深く考えないようにしよう(笑)

バスが走り出したら、乗る前の不安が吹っ飛び、なんだか楽しくなってきた!風を感じながらパノラマの景色を眺められ、気持ちいい。バス自体がそれ程揺れる訳でもないので屋根上に乗っていても危険は感じない。ただ屋根上に乗っている人は、時々木の枝や葉っぱにぶつからないように、体を倒して避けなければいけない。なんだかゲームに参加してる感覚でもありおもしろい。

バスの料金を集めにくるおじさんも、さすがに屋根上までは来ないだろうと思っていたが、私の考えが甘かった。いつの間に上ってきたのか、屋根上にまでちゃんと料金を集めに来て、集め終わった後は、バスが動いているにも関わらず、バスの中へと降りて入って行った。その動きはなんともスムーズ!さすが!

乗ってから少し経つと、近くに座っているインド人達とも打ち解けてきた。英語は少ししか喋れないようなのだが、屋根上に乗ってきた外国人には興味津々のようだ。出身地の話や家族の話など、短い単語とジェスチャーを交えながらのコミュニケーションを楽しんだ。日本語の言葉をいくつか教えたらすごく喜んでくれた。こんな感じで2時間の屋根上ライドをエンジョイした。

ジャイサルメールに到着してバスを降りた後、屋根上で話していたインド人の男性と男の子が、「アリガト」と言ってきた。とてもピュアな気持ちで、嬉しいと思った。

こういうアドベンチャーを経験するのは久しぶりな気がした。なんか心の底から元気になれた!
バスの上での一枚

2012/09/02

砂漠の村クーリーでリラックス!

クーリーという町
インドでニューデリーの次に訪れた場所はラジャスタン州ジャイサルメールから45km程離れたクーリーという砂漠の中の小さな村。インドとパキスタンの国境に近い場所でもある。ニューデリーからジャイサルメールまでは18時間寝台列車に揺られ、ジャイサルメールからクーリーまでは混雑したローカルバスで2時間。

インターネットでクーリーのことを調べていた時にBadal Houseというとても評判の良いゲストハウスを見つけたので事前に予約をしておいた。

ジャイサルメール駅で電車を降りた後、クーリーまでのバス停は徒歩10分位とBadal Houseのホスト、バダルさんに予め聞いていたので、とりあえず正しいだろうと思う方向に歩き始めた。次から次へとリキシャやタクシードライバーがスピードを弱め乗らないかと私達に話しかけてくる。毎回毎回無視したり断ったり疲れる(>_<)
ホストのバダルさんと私たち

ここではリキシャなどのドライバーにバス停を聞いてもクーリーまでのバスはなくなったなどと嘘をつかれたり、バス停とは違う場所に連れて行かれたりする場合があるようなので要注意。駅から少し離れた後に、歩いているローカルやお店の人に聞いた方が正しい答えが得られる可能性が高い。

クーリーまでのバスが止まるバス停の場所は市内に何箇所かあるようだが、電車の駅から最も近いのはガディサール湖の入り口から東に100m位の場所にある、屋台のお店がいくつか並んでいるところ。ただ、ここのバス停はバス停を示すサインも何もないため見つけにくい。人に確認するしか知る術がない。しかもバスにも行き先などの情報が書かれていないため、バスが来るたびに人に確認が必要。バス停前にある屋台の人達はバスについて詳しいようなので確認すると良い。私達はアイスクリーム屋の屋台の人達にバスの情報を確認させてもらいながら、屋台の日陰でバスを待たせてもらった。

クーリーまでのバスにやっと乗れたと思いきや、車内は超混雑。席は全て埋まっていたが、このバスでは2人席に3人乗ってしまうのが普通らしい。私もつめてもらい、きつきつながら座った。バスに乗った後におじさんが混んでいる車内をすり抜け料金を集めに来る。クリまではRs30。

水を汲みに行く女性たち
クーリーに到着するとバダルさんが出迎えてくれていた。同じバスに乗っていた外国人カップルもバダルさんを探していたらしく、皆で一緒にBadal Houseまで歩いた。Badal Houseはとても清潔な印象。チャイをいただきながら一緒に歩いて来たカップルとお話したところ、ダグと同じアメリカ出身で、ここ数年はダグの実家近くでもあるワシントンDCに住んでいたとのこと。それも私達と同じく最近結婚したばかり。私達に状況が似ていて共通点も多く、Badal Houseにいる間は旅の情報交換も含め色々話ができ、楽しく有意義な時間が過ごせた。

Badal Houseの主人であるバダルさんはネットでの評判の通り、とても素敵な人だった。今までのインド人の印象を覆すような人。全くガツガツしておらず、ホスピタリティに溢れ、いつもニコニコ笑顔。人の話をよく聞いてくれ、こちらが興味があることに関しては今までの知識や経験から詳しくお話してくれる。ニューデリーでは話す人話す人何かを無理矢理売ろうとしてきたり、ぼったくろうとしたり、何かしら下心あったりと、人と話す時はリラックスできなかった。でもバダルさんは違う。彼からは何のプレッシャーも感じないし、一緒にいるとなんか落ち着く。こういうキャラクターだからたくさんの人から愛されるのは納得。

Badal Houseの宿泊は三食の食事付きで1人Rs300。夜は外の方が涼しいらしく、ルーフトップにマットを敷き夜空を眺めながら寝ることができる。

クーリーの砂漠
ジャイサルメールやクーリーではキャメルサファリが有名で、興味があればバダルさんが友達や知り合いに手配してくれる。砂漠に一泊するサファリの料金はRs550+チップ。ジャイサルメールでサファリを手配するよりも断然安く済む。

インドの都市の喧騒から離れゆっくりとリラックスした時間を過ごしたいならクーリーは本当にオススメ!Badal House に泊まりに行くだけでも行く価値はある。

ちなみにBadal Houseは自ら広告したりしていないが、ネットの口コミから広まり今では有名なガイドブック、ロンリープラネットでも取り上げられている。

バダルさんに連絡するには電話のみ可能。電話番号は8107339097。予約なしでも普段は大丈夫だと思うが、旅行のハイシーズン、10〜12月は念のため予約をした方が安全かも。

私達はBadal Houseに二泊、キャメルサファリで砂漠に一泊した。ニューデリーで過ごしたストレスフルな日々とは打って変わり、クーリーで過ごした時間は本当にリラックスできた。

クーリーに来てバダルさんに会って、インドに対してポジティブな印象が持ててきたことも嬉しい。