2012/08/31

初インド:ニューデリー

インドへ来るのは初めてだった。バンコクから飛行機に乗り、降り立ったのはニューデリー。空港からバスに乗りニューデリーの市内に到着。

周りを見渡し、その様子にとてもショックを受けた。道には無数のゴミが散乱し、何年も掃除していないトイレのような嫌~な臭いがする。こんなに汚い町は今までに見たことがない!!町全体が大きなゴミ箱になっている。町に漂っているくさーい臭いは、もちろんゴミのせいもあるが、歩道にある男性用トイレのせいでもある。かっちりとした仕切りはなく、やけにオープンな作り。トイレのシステムも発達している訳ではないので、周りはオシッコの臭いでプンプン。とても衝撃的な光景だった。

パハールガンジーの市場
ニューデリーでの宿泊先は決めていなかったので、安いホテルが集まるパハールガンジーというエリアを目指して歩こうとしたが、道が合っているのかどうかが分からず迷っていると優しそうなインド人が話しかけてきた。パハールガンジーはここの近くだが危険な場所だと言う。市内に政府がやっているツーリストインフォメーションがあるのでそこで無料の地図も貰えるし、ホテルの相談もできると教えてくれた。「政府」という言葉と、その人の顔や身なりを見る限りあまり不信感を抱かなかったため、その人が呼び止めてくれたリキシャに乗ってツーリストインフォメーションまで行くことにした。

リキシャが連れて行ってくれた場所には旅行会社のようなオフィスがあった。が、「政府」という言葉はどこにもなく少し不安になってきた。中に通されたので、取り合えずオフィスにいるインド人男性と話してみた。

ニューデリーの人混み
どのようなホテルを探しているかを伝え、比較できるように何件か紹介して欲しいと伝えたにも関わらず、1件のホテルしか紹介してくれない。うーん、やっぱり政府のツーリストインフォメーションではないと確信。そのホテルからコミッションを貰っているのだろう。ただ、紹介された1件のホテルは使っているアプリでインドのホテルを検索していた時にも候補としてあがってきていた名前だったので、疲れていたということもあり1日だけはそこに宿泊することを決めた。ホテルの話しが終わると、「今後の予定は?」などしつこく聞いてきて、ツアーの売り込みをしてきた。もちろん断ったが。

インドでは空港からタクシーやリキシャに乗ると頼んでもいないのに旅行会社に連れて行かれるという話が有名なので私たちはそれを避けるためにも(お金セーブのためにも)空港からはバスに乗って市内にやってきた。それなのに、私たちも結局その罠にひっかかってしまった訳だ!ツアーの契約をした訳ではないので余計なお金を使っていないにしろ、やっぱり悔しい!

その後ホテルに着いてリラックスできるかと思いきや、ホテルの人も今後の予定を聞いてきたりとしつこい。なんとかして私たちにツアーを申し込ませようとしている(インドではホテルがツアーの手配もやっていたりすることが多いので、恐らくホテルと旅行会社が組んでビジネスをしていることが多いという印象)。

ランチタイムも過ぎていてお腹が空いていたので、近くにおいしいお店はあるかと聞くと、今日はインドの祝日で(これは本当らしい)近くのお店は開いていないところが多いと言う。でもレストランがあるエリアに車で連れて行ってくれると言うので、彼らの言う通りに動くことに嫌気がさしてきていたものの、ニューデリーの町のことはまだ全然分からないので取り合えず連れて行ってもらうことにした。

そしたらまたビックリ!!てっきりレストランに連れて行ってくれると思いきや、また旅行会社に連れて行かれたのだ!旅行会社の人に「How can I help you?」と言われ、ダグと私は顔を見合わせ苦笑しながら「Umm... we just want to eat」(笑)レストランが集まる場所をその人に確認し旅行会社を出た。

先ほどの車のドライバーがまた寄って来たので事情を説明すると、今度こそはレストランまで車で連れて行ってくれると言う。旅行会社までは無料だったがレストランまでは高い料金を言ってくる。近くに電車の駅が見えたため電車で行くと言うと、電車のシステムは複雑だとか混んでいるから大変だとか、色んな理由をつけ私たちを何とか逃がすまいとあの手この手を使ってくる。この時点で私たちのイライラ度はマックス!彼のオファーを断り続け何とか彼と別れることができた。

オートリキシャ
旅行会社もホテルもタクシーも全てつながっていて、私たちの動きを全て把握し、最終的にはツアーを契約させようとしているとしか思えない。1回このループに入ってしまうと、結構でるのが大変。インド初心者でニューデリーのことをよく知らない旅行者は、気をつけていてもこのような罠にひっかかってしまう。それを避けるためには、ニューデリーの1泊目だけは到着前に宿泊先を予約しておき、タクシーやリキシャに乗ったらそのホテルまで連れて行ってもらう態度を断固として変えないこと。途中で旅行会社に寄ろうとしても絶対に断る。既に予約しているホテルがあることを強調することが大事。

悪のループからやっと脱出した私たちは自分たちで電車に乗り、ショップが集まるカーンマーケットというエリアまでいとも簡単に到着。さっきのドライバーがそこまで行くのにRs300と言ってきたのがすごくむかつく。電車だったら一人Rs12だった。

カーンマーケットは確かにショップが集まっている場所だったが、全て高そうなショップばかり。でもこの時点で他を探す気にもなれなかったので1つのカフェに入ってランチを食べた。このカフェで食べたランチが、ニューデリーで食べた全食事の中で最も高かっただろう。知らない町での初日にはこういうことが起きてもおかしくない。

今回の旅ではガイドブックは買っていないので、全てはインターネットの情報に頼っている。カンボジアではレストランやカフェはほとんど無料でWiFiが使えていたので便利だったが、インドに来たらWiFiを使えるお店がなかなか見つからない。人に聞きまわり何とか見つけたカフェでやっとネットにアクセスができホテルやニューデリーの地図などの情報を見ることができた。

旅行会社に紹介されたホテルに宿泊しているといつまでもツアーの売り込みをされるような気がしたので、次の日から泊まるホテルを、もともとホテルを探そうと思っていたパハールガンジーというエリアに行き歩いて探した。日本人に人気のあるパヤルというホテルを見つけ、人も親切そうだったので次の日からそこに宿泊することに決め、やっと一安心。

ニューデリー初日は本当にストレスの多い1日だった。ゴミや臭い、旅行者を狙う人や罠に溢れたニューデリーの町を経験し、インドの第一印象は最悪だったと言える。インドを好きになれるだろうか?インドで落ち着くことはできるのだろうか?多分無理だろう・・・

ニューデリーには4泊し、日が経つにつれ少しずつは慣れてくるものの、初日に持ったネガティブな印象が覆されることはなかった。町を歩けばすぐに旅行会社に連れて行こうとする人に声をかけられる。声をかける方も「どこ出身?」などの一般的な質問から入り会話を始めようとしてくる。こちらから何も聞いていないのに話かけてくる人のほとんどは下心がある人のようだ。そういう人は完全に無視することを覚えたが、やっぱりうざいことはうざい!Leave me alone!!と叫びたい。

何人かの人から、楽しい旅、おいしい食事を求めているなら早くニューデリーを出ろというアドバイスを貰ったが、ニューデリーに4泊した自分の経験からも同感。インドの他の都市を訪れてみると、ニューデリーとは違った印象を受ける。親切で正直なインド人にも出会えるし、リラックスもできる。ニューデリーしか見ていなかった時はインドは嫌いと思っていたが、今はインドにはまる人の気持ちも少し理解できたような気がする。

2012/08/24

シェムリアップの格安マッサージ

カンボジアのシェムリアップの町を歩いていてよく見かけるのがマッサージのお店。お店の中に入ってじっくり受けるのもいいけど、シェムリアップでは店の外などのオープンスペースにビーチチェアー的なものを並べてそこでマッサージしてもらうって感じの店も多い。外で風に吹かれながらのマッサージもやっぱり気持ちいい。

そしてシェムリアップのマッサージは格安!フットマッサージ15分をたったの$1で受けられる。私達がマッサージを受けたお店では、フットマッサージが、15分で$1 、30分で$2 、1時間で$3の料金だった。日本の物価から考えたら、信じられない安さだ。高い技術は期待しない方が良いが、アンコール観光で疲れた足を癒すのには最適。

それから、多くのお店がフットやボディマッサージ以外にDr. フィッシュマッサージをやっている。多分みんなも知っていると思うけど、あの小さい魚達がたくさん入ったでっかい水槽の中に足を突っ込んで、魚につんつんされるやつ。古い角質などを取ってくれるらしい。30分で$2、アンコールビールかコーラ付きって感じが相場かな。ビールを飲んでリラックスしながら足をキレイにしてもらえて一石二鳥。

私はDr. フィッシュは今までに試したことはなく、今回ダグがどーしてもトライして欲しいと言うのでやってみることに。魚がどちらかと言うと苦手な私にとっては、少し勇気が必要。

足を水槽に入れた途端、魚達が一気に寄って来て足をつんつんし始めた。痛くはないのだが、くすぐったいような何とも言えない感覚。そして、たくさんの魚が自分の足に寄って来ている光景を想像すると気持ち悪く、最初は足元を見れなかった。最初の数分はくすぐったさと気持ち悪さから大声で叫びまくり周りの人の注目の的に。少しすると慣れてきて、落ち着きを取り戻した(笑)

30分以上足を入れていた結果はと言うと・・・うーん、特に違いは感じない。まだ足りなかったのだろうか??

結果はともあれ、経験としてはおもしろかったので、まあ良しとしよう(^^)

2012/08/23

アンコールワットの写真をアップしました

プレループの夕日

みなさん、お久しぶり!前回の投稿から少し時間が経ってしまいました。

私たちは、楽しかったカンボジアを離れ、インドのニューデリーにやってきました。ニューデリーは、もーほんとに強烈!詳細は今度ゆっくりと。

カンボジアで撮った写真を写真共有サイト(Flickr)にアップし始めたので、今日はそれの紹介。アンコール遺跡の写真や、カンボジアの食べ物などの写真をどんどんアップしているので、チェックしてみてね。

写真のサイトに行くには、ブログの右側にあるFlickr photostreamをクリック。
今後もFlickrに旅行の写真をアップしていくので、よろしく:)

2012/08/17

カンボジアの食を満喫

私たちの典型的な食事
クメールレッドカレー
カンボジア料理は今までに食べたことがなく、シェムリアップに到着した日に初めて食べた時は、その美味しさに驚き!味付けやソースがすごく美味しい。味はしっかりしているにも関わらず、濃すぎない。日本人の口に合う料理という印象。ダグも美味しいと感じているので、この美味しさは世界共通かもしれない。

魚のアモック
カンボジアの料理はクメール(Khmer)料理と呼ばれている。代表的なクメール料理の1つにアモック(Amok)がある。これは肉または魚をココナッツミルクとカレーペーストで煮込んだ料理。鶏肉のアモックと魚のアモックを食べてみたが、タイのグリーンカレーを少し薄くした感じだが、コクのある味でうまい。

串にも野菜たっぷり!
また、クメール料理には野菜がふんだんに入っているものが多く、その野菜がとても美味しい。

あと、白米が美味しいというのも私にとっては大きなプラス。タイの屋台で出てくるライスはあまり好きではなかったけど、カンボジアのライスはどこもおいしい。

パッションフルーツ
シェーク
そして忘れていけないのがフルーツシェーク!マンゴー、パイナップル、バナナ、スイカ、パパイヤ、ドラゴンフルーツなどトロピカルフルーツのシェークがどのレストランにもある。どれも「超」がつくほどうまい。

その中で今までに私が知らないフルーツのシェークがあったので試してみた。その名もジャックフルーツシェーク!ジャックフルーツって何だろうとお店の人に尋ねたら、生のジャックフルーツをサンプルで食べさせてくれた。色は黄色で、味はちょっとメロンに似た感じ。見た目はドライであまり美味しそうには見えないのに、食べてみるとサクサク、ジューシー。シェークとして飲んでも甘みと果肉感があって、とっても美味しかった。

ジャックフルーツ
ちなみにジャックフルーツはこんなフルーツ。サイズは大きく、ドリアンに似た見た目。でもドリアンのように臭さはない。

シェムリアップに来てからは、ほぼ毎日フルーツシェークを飲んでいる。もー、止められない(>_<)

こんなに美味しいカンボジア料理が、まだ日本人にとってはあまり知られてないのはもったいない。個人的にはタイ料理よりも好きかもと思う程のうまさ。飽きずに食べ続けられる料理だと思う。

カンボジアを訪れる際は、美味しい食べ物と飲み物に出会えるはずなので、是非お試しあれ♪

バナナの花のサラダ
生春巻きと魚のアモック

2012/08/16

1日がかりの移動:バンコク⇨カンボジア

数日前、バンコクからカンボジアのシェムリアップという町へやってきた。ここは、かの有名なアンコールワットに程近い町。もちろん私達の目的もアンコールワットを訪れること。

バンコクからシェムリアップまでの移動は電車やトゥクトゥク、バスを乗り継ぎ、合計で13時間!長い道のりだった。疲れと引き換えに、移動にかかるお金は大分安く済ませることができた:)

バンコクからシェムリアップまでの道のりはこんな感じ。

バンコク発の電車。まずは、バンコクのフアランポーン駅からタイ側の国境の町アランヤプラテートまでの電車に乗る。毎日2本(5:55発、13:05発)電車がでているが、同日中にシェムリアップまで到着するには5:55発の電車に乗らないといけない。私たちが電車に乗った日は土曜日、且つタイの女王様の誕生日の連休の始まりだったらしく電車は超混雑!

カンボジアへの電車
出発ぎりぎりに到着してしまった私たちは、3時間ほど立ちっぱなしでの移動となってしまった足は棒状態!3時間程経った頃に、優しいタイ人の男性が席を譲ってくれて、やっと足を休めることができた。ありがたい!

アランヤプラテートまでの乗車時間は5時間半~6時間。電車からの眺めも結構良いし、座席の座り心地もまあ許容範囲。座席さえ確保できればそれなりに快適な移動となる。移動日には週末や休日を避け、時間に余裕をもって駅に行き席を確保することをお薦めする。

駅から国境へ。終点のアランヤプラテート駅に到着したら、駅から国境までトゥクトゥクに乗る。駅から国境までは6km程離れていて、恐らく旅行者としての移動手段はトゥクトゥクに限られるようだ。

ネットではトゥクトゥクの相場は60~100バーツとのことだったが、意外と簡単に50バーツで交渉成立。電車の中で会ったイギリス人とトゥクトゥクを一緒にシェアしたためそこでもお金をセーブ!

カンボジアの国境
国境越え。トゥクトゥクから降りたら500メートル程歩いて国境まで行く。ここで注意が必要。トゥクトゥクから降りる場所に、そこでビザを取得させようとするタイ人達がいるが、その人たちは無視して良い。カンボジアのビザはタイ出国手続きが終わった後に正式な場所がある。

国境越えのプロセスとしては、まずタイの出国手続きがあり、その後カンボジア入国のためにビザを取得(ビザは$20+100バーツ。なぜか+100バーツの手数料のようなものが取られているが、ここはバーツのみで払うよりもUS$で支払った方がお得のよう)、最後にカンボジアの入国審査といった感じ。難しいことは何もないが、ビザ取得の際に証明写真が必要なので持参するのを忘れないように。

新しく舗装したカンボジアの6号
シェムリアップへ。カンボジアへの入国審査が終わった後、無料のシャトルバスに数分乗り、バスやタクシーなどの乗り場(ターミナルのような場所)へ移動する。シェムリアップまでの交通手段は大型バス、ミニバン、タクシーがある。私たちは一番安い大型バスに乗った。

シェムリアップまでは車で3時間くらいだが、一番安い大型バスでも$9する。タイの5時間半の電車が120円だったことを考えると割高感がある…大型バスは一応出発時間が決まっているようだが、どうやら満席になるのを待ってから出発しているようで、出発は30分ほど遅れた。

ミニバンだったら恐らく10人乗りくらいだと思うので、早く出発したい人はミニバンを選んだ方が良いかもしれない。料金も$10なので大型バスと$1しか変わらない。

知り合いやネットからの情報によると、数年前まではカンボジアの国境からシェムリアップまでの道は舗装されていないでこぼこ道だったため地上での移動は大変だったようだ。でも今では道路が舗装されており、全く不便を感じなかった。

こんな感じで、移動自体にかかったお金はたった1,000円弱(ビザは含まず)。時間がある旅行だったら地上移動でも全然アリだと思う。

ちなみにバンコクから国境までは電車以外にバスという手段もある。バスだと大体4-5時間で電車よりも時間が少しセーブできる。料金は150-200バーツくらい。ネットからの情報によると、バンコク市内のローカルの小さな旅行会社などでプライベートバスのチケットを買う場合はぼられるようなので、国が運営しているバスに乗るようにしなければならないとのこと。

シェムリアップに到着した第一印象は、バックパッカーのパラダイス!安いレストランやバー、お店などが立ち並んでいてとても楽しそうな雰囲気♪ここは気に入ったかも!


2012/08/13

大好き!タイアイスティー♫

タイアイスティーのシェーク
私の大大大好きなドリンク: タイアイスティー!!

知っている人もいると思うけど、タイアイスティーはタイの紅茶にコンデンスミルクを入れて作った、見た目がオレンジ色のミルクティー。

アメリカに住んでいた頃には、タイレストランに行ったら絶対頼んでいた。でも日本のタイレストランでは見かけたことがなく、ここ最近は存在を忘れる位長い間飲んでいなかったのだ。なんで日本にはないのかは不明…絶対売れるはずなのに。誰か知っていたら教えて!

ま、それは置いといて、そんなタイアイスティーを今回は本場のタイで久しぶりに飲めて大満足o(^▽^)oやっぱりめっちゃうまい!!

普通のタイアイスティーはもちろんのこと、今回はタイアイスティーシェークと、タピオカタイアイスティーという新ドリンクを発見!

タイアイスティーシェークはお店ではシェークという名前が付いていたけど、スムージーと言った方が的確かも。要はタイアイスティーと氷をシェーカーでブレンドしている。激ウマで、暑いタイなんかにいたら毎日飲みたいくらい!

タピオカタイアイスティーは、台湾発のタピオカミルクティー(バブルティーとも呼ばれていて大き目のブラックタピオカがミルクティーの中にどっさり入っていて、太いストローで飲むドリンク)とタイアイスティーのコンビネーション☆タピオカミルクティーも私の大好きなドリンクの1つなので、この2つが合わさったら、もー最強!

日本でも最近はタピオカミルクティーを売っているお店やカフェもあって何度か試してみたことがあるけど、価格が高めな上、タピオカの量が少なく、弾力なしなふにゃふにゃなタピオカのことが多いのが残念。。。

近々日本でも美味しいタイアイスティーと、タピオカミルクティーが飲めるようになるといいな~!!!
大満足の私♪

2012/08/10

予防接種について

赤十字のトラベルクリニック

一昨日と昨日は2日連続でスネークファームに行ってきた。と言ってもスネーク(蛇)を見に行った訳ではなく、予防接種を受けに行ったのだ。行った病院は赤十字病院のトラベルクリニックで、病院の裏にはスネークファームがあり、一つの観光スポットにもなっているようだ。

タイで予防接種って大丈夫?と思うかもしれないけど、赤十字ということで信頼もできるし、実はタイやインドは先進国と同じくらい医療が進んでいて、先進国からのメディカルツーリズム(=医療を受けるために他の国を訪れること)が盛んな国としても知られている。
ワクチン3種類
 予防接種を受けることは長期旅行の準備として重要なステップ。でも日本で受けると金額がとても高い!1種類の予防接種を受けるくらいなら良いが、私たちのように世界一周するため何種類もの予防接種を一度に受けようとするとビックリするくらい高くなってしまうのだ。私たちが受けた予防接種を全て日本で受けたとしたら一人当たりなんと約7万円かかるようだが、タイで実際にかかった金額は一人当たり5,200バーツ(=約13,000円)と格安!(下記は日本とタイの予防接種の金額を比較した表)
為替レート: 1 = 2.484バーツ
 
日本()
タイ (バーツ)
タイ()
A型肝炎
8,400
1,400
3,478
黄熱病
7,700
900
2,236
腸チフス
11,550
305
758
破傷風/ポリオ/ジフテリア/百日咳 4種混合
6,400
700
1,739
髄膜炎
14,000
1,200
2,981
麻疹/風疹/おたふく風邪
3種混合
13,650
250
621
日本脳炎
7350
450
1,118
合計
69,050
5,205
12,930

どの予防接種が必要かどうかは、行く国やエリア、滞在期間、過去の予防接種経験によって変わってくる。子供の頃などに既にかかっている病気であれば予防接種を受ける必要はないことになる。でも、例えばポリオのように子供の頃に予防接種を受けたものであっても、旅行の際は再度受けることが推奨されているものもある。英語であればCDC WHO、日本語だったら感染症研究所センターのウェブサイトを参考にすると良い。

注射を打たれた箇所
ワクチンによっては、長期に効果を持続させるために23回に分けて注射を打たなければいけないものもある。私たちが今回受けたワクチンの中で、A型脳炎は6ヶ月~1年後、日本脳炎は3ヶ月~1年後に2回目を受けることで長期に持続するよう。でも1回目を受けていれば少なくとも1年間は有効なので、今回の旅行中は大丈夫ということになる。また、麻疹/風疹/おたふく風邪3種混合ワクチンに関しては、1ヵ月後に2回目を受けないといけないようだが、こちらはそもそも予防接種が必要なかったもの・・・(私は子供の頃に風疹とおたふく風邪に既にかかったことがあり、麻疹はかかったことはないが予防接種を受けている)なので、2回目は受けないことにする。旅行前にわざわざ母親にどの病気にかかったことがあるのか、どの予防接種を受けたことがあるのかをちゃんと確認していたのに、実際に病院に行く前に内容を確認するのを忘れてしまい、更に病院で英語で病名がかかれているために何が何だか分からなくなってしまったため、余計な予防接種を受けてしまった。うーーー(泣)しょーがない!

タイで予防接種を受ける時は、予防接種が必要な病名の英語をしっかり調べて、当日はメモを持参するのがベスト。

病院で予防接種を受ける時のプロセスは、写真付きで丁寧に説明してある他の世界一周旅行をしているカップルのブログを見つけたので、事前に読んでおくと当日おどおどせずに済むかも。

1日に打てる予防接種は多くて4本とのこと。私たちは1日目に4本(右腕、左腕に2本ずつ)、2日目に3本の予防接種を打った。1日目は思っていたよりも注射が痛くなかったので2日目は余裕で臨んだのだが、2日目の方がすごーく痛い(><) 注射の後は1~2日程度は腕が痛くなるので安静にすることをお勧めする。

病院のすぐ裏にあるスネークファーム
あ、最後に、病院は12~13時はランチタイムのため閉まってしまうので、その時間は避けて行くと良い。私たちは12時少し前に到着したため、受付した後13時まで待たなければいけなかったので。

で、病院の裏にあるスネークファームだけど、入場料は200バーツ。蛇を見るのに200バーツか~と結局、中には入らず。。。私たちって相当ケチ!?

 マラリアについても色々調べたけど、その話は次回に。

2012/08/09

旅に持っていく便利品

今回の世界一周旅行のために新たに購入した便利なものを紹介します!上の写真を見てね。大きさが分かりにくいと思うけど、左上のマネーベルトが大体お財布サイズです。


マネーベルト
  • マネーベルト:東急ハンズで1,000円弱で購入。お金やパスポートなどの盗難を防ぐためのセキュリティが目的。なるべく人目がつかなく、人の手が届かないところにお金をキープする。マネーベルトは腰まわりにぐるりと巻きつけるタイプのもの、もしくは首からさげるものが主流だけど、私達はクリップで留めるタイプのものを購入。腰に巻くタイプのものは数年前のエジプト旅行で使ったが、特に暑い場所ではつけ心地が良くなかったらしい(ダグ曰く)。
  • ソフトウォーターボトル
    Platypusソフトウォーターボトル:暑い国で歩き回る場合や、ハイキング・トレッキングなどをする場合は、水を携帯することは必須。そこで、とても便利なものを見つけた!空っぽの時は平らになるので、畳んだり丸めて収納できるウォーターボトル。これだったら飛行機移動の際、バッグパックの中のスペースをあまり使わずに収納できるし、且つ何度も使用できるのでエコでもある。




  • Steripen今回は下痢になる恐れの高い国に行くことが多いので、水や食べ物には注意が必要。水道水は飲まず、ミネラルウォーターを購入という考えが基本だが、すごい商品を見つけた。この機械を水(水道水など)に入れてかき混ぜると水を浄化してくれるというもの。「ホントか!?」と疑いたくなるのだが・・・効果があると信じたい!この機械は本当に水の中のばい菌(?)を殺してくれるのだろうか?でも殺したとして、ばい菌の死骸を口に入れることになるのは気持ち悪い、など心配事は多い。怖いので、とりあえずインドに行ったらダグに先に試してもらおう(へへへ)。
    Steripen
  • 速乾タオルマイクロファイバーで作られた速乾性の高く、また薄くて軽い旅行に最適なタオル。小さめのものを購入。大きいバスタオルは場所をとるので今回は持参せず、こちらのタオルのみ持っていく。まだ使い心地は分からないが、触り心地は柔らかく、本当に軽い!バスタオルがあるホテルにどのくらい泊まることになるのかは分からないが、ホテルの備品としてバスタオルが付いていない場合は、このタオルが私達のバスタオル代わりになる。
速乾タオル(左)と寝袋ライナー(右)
  • 寝袋用ライナーもともとは寝袋の中に敷くシーツのようなもの。。。だと思う。貧乏旅行とは言えども、野宿をする予定はないので、荷物になる寝袋は持っていかない。キャンプをするとしたら寝袋を借りてこのライナーを中に敷く、またはシーツが清潔かどうか疑いがあるような安いホテルに泊まるときは、このライナーをベッドの上に置いて使うつもり。ライナーはシルクでできていて触り心地もサラサラで、小さく畳めるので便利。
ここで紹介した物は、全て価格は安く、小さくて収納の場所を取らないものばかり。機内持ち込みサイズのバッグパックで旅行する私達にとっては、なるべく小さく持ち運びしやすいものというのが選択の基準となっている。
本当に役立ったかどうかは、旅行が始まったら随時報告しますね。楽しみにしててね~。

2012/08/07

バンコクに到着

出発前の成田は突然の大雨!悪天候のため飛行機が2時間遅れた。飛行機に乗ってからの離陸に時間がかかったものの、飛行機の中で映画を見始めたため、イライラすることなく時間が過ごせた。飛行機にパーソナルテレビがついているのが普通の時代になったことがありがたい!

バンコクの空港に無事到着し、空港からバンコク市内までは電車で移動。空港からの移動には、他にタクシーやエアポートリムジンなどがあるが、電車が最も安いようだ。

その後、タイ好きの友達が便利な場所として教えてくれたシーロム(Silom)というエリアでホステルを探して、結構きれいで部屋が広々としたホステルを見つけたので、そこに宿泊することに決めた。地下鉄の駅からすぐで、部屋にエアコンもついているしWi-fiもあるので快適に過ごせそう。

日本にいる間は旅行が近づいてきても実感が湧かなかったけど、タイに到着してやっと旅が始まったんだな~と実感。アドベンチャーの始まりだー!!さて、明日はスネークファームに行って来ます。

到着後のお疲れの乾杯!

2012/08/06

出発!

遂に出発の日がやってきました!

昨日は宮城の家族と別れ、成田のビジネスホテルに宿泊し、今日のお昼の便でタイのバンコクに飛びます。

1年後無事に帰ってくるからね!

2012/08/05

世界一周のお供:バッグパック

私たちのバックパック
今日は世界一周を共にするバッグパックの紹介。バッグパック選択の基準は、「機内持ち込みが可能な範囲でできるだけ大きく、且つ背負いやすいバッグ」であること。私達が特に機内持ち込みサイズにこだわった理由は・・・

·         飛行機移動の際の面倒をなくすこと(①到着後、チェックインした荷物のピックアップなしにすぐに出国できる ②チェックインしたバッグが違う国に行ってしまったなどのトラブル回避)
·         途上国での地上移動(電車、バス、乗り合いタクシーなど)の際のバッグ盗難のリスクを回避バッグが適度な大きさであれば、自分の席の近くにバッグを置いておくことができる。大きいバッグだと、例えばバスの下や上など自分の手の届かない場所に一時的に保管することになり、その際に盗まれることも多々あるらしい。
·         単純に、大きいバッグにすればそれだけ荷物を多く持っていくことになり、バッグの重量が重くなってしまう(=身軽じゃなくなってしまう!)

私のバッグパック:
30Lは世界一周旅行には小さいかなと思ったけど、荷物を詰めた後の重さはなんと8kg! これ以上の重さのバッグを背負いたくないというのが正直なところ。必要最低限のものだけを入れて、なんとか乗り切ろうかと。
バッグパックを選ぶときには背負いやすさが重要。お店に行って実際に重りを入れて背負ってみる。そうすると、自分の体に合っているかどうかが分かる。重いバッグパックを長時間背負う場合には、ヒップベルトの良し悪しによって、バッグの重さの感じ方が変わってくる。肩で背負うよりも腰で背負う方が大分軽く感じるのである。今までは、何であんな邪魔なものをつけているのだろう・・・と思って見ていたけど、初めてヒップベルトの大事さに気づかされた。
このバッグは、私が勤めていた会社の同僚達からウェディング&送別のプレゼントとしていただいた新宿にあるアウトドア用品専門店L Breathの商品券を使って購入。会社の皆様、本当にありがとうございました!!


ダグのバッグパック:
  • MEIボヤジャー
  • サイズ: 35.6 cm x 22.9 cm x 55.9 cm
  • 容量: 43L + 5L
  • 重さ: 1.7 kg
  • 荷物を詰めた後の重さ: 12 kg
ダグのバッグパックはなんと!約50Lの大容量でありながら、機内持ち込み可能なサイズ!機内持ち込みが可能なサイズ(縦、横、深さ)を最大限に活かしたバッグである。背負うためのショルダーハーネスやヒップベルトも付いているが、使わないときは収納可能になっており、背負わずにスポーツバッグ的な使い方も可能な2 wayバッグ。 スーツケースのようにふたが全開できるので、荷物の収納や出し入れが簡単そう。こちらは約50Lの容量があるので、2人共通のものなどは、ダグのバッグに入れてもらおう!

2012/08/02

旅の準備:世界一周航空券


世界一周旅行をするって言うと、「船で?」と聞かれることが多いけど、私達は豪華客船で世界一周するのではなく、飛行機+地上移動(電車やバスなど)で世界を周ります。豪華客船での旅行は、自分達がおじいちゃん、おばあちゃんになってからかな~。

飛行機で世界一周するための手段としては主に 1)世界一周航空券(事前にルートを決め全ての航空券を予約する) 2)旅行中にその都度LCC(格安航空会社)などの航空券を購入する という2つの方法がある。それぞれの強み・弱みを自分なりにまとめてみた。


強み
弱み
世界一周航空券を購入
·         (恐らく)全部別々に航空券を購入するよりも安く済む。
·         事前に航空券にいくらかかるかが把握できる。
·         日程は予約後も手数料なしに変更できる。
·         マイルがためられる。
·         Max1年間という期限がある。
·         購入の際にルートを全て決めている必要があり、予約後のルート変更には手数料がかかる。

LCCなどの航空券をその都度購入
·         好きな場所に好きなときに移動できるので、自由な旅が可能(気が向くままに行動できる)。
·         世界一周航空券のように期限があるわけではないので、いつまでも好きなだけ旅行を続けることができる。
·         航空券にかかる合計費用を事前に全て把握することが難しい。
·         LCCなどを極力使うようにしても、恐らく世界一周航空券よりも高くつく可能性が高い。

私達が最終的に選んだのは、世界一周航空券。その都度航空券を購入する自由な旅(気分次第で行き先も変えられる)も魅力的であるけど、やっぱりコストをなるべく安く抑えることも私達にとっては重要。それに今回、私達の旅のスケジュールとしては長くて1年を考えていたので、世界一周航空券のルール内に収まるので好都合。

私たちのスターアライアンス世界一周ルート
世界一周航空券を販売している会社はいくつかあり、その中で特に知られているのはスターアライアンスワンワールド。両者ともオンライン上でルートを組み、予約・購入できる仕組みを提供している。世界一周航空券には色々なルールがあり、それを把握した上でルートを組むのは至難の業、との印象があったけど、そのオンライン上でのサービスを使えば素人でも簡単にできてしまうので本当に便利。

スターアライアンスとワンワールドは、加盟している航空会社によって、どの大陸や国に強い/弱いなどがある。また、ワンワールドのように訪問する大陸の数によって航空運賃を決める場合と、スターアライアンスのように総マイル数で決める場合がある。私達の場合、行きたい場所に行け、且つ金額が安かったのはスターアライアンスだったので、そっちで決定。

スターアライアンスの世界一周航空券は、29,000マイル以内、34,000マイル以内、39,000マイル以内とマイル数で運賃が異なる。エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスの選択もあるが、もちろん私達はエコノミー。自分達の行きたいルートを組んでいった結果29,000マイルは超えてしまっていたため、コスパ的にぎりぎり34,000マイルを狙い、最終低に33,500マイルになった。運賃はと言うと・・・


1人分
2人分合計
運賃
\369,200
\738,400
税金(燃油チャージ、空港税など含む)
\119,050
\238,100
手数料
\2,100
\4,200
合計
\490,350
\980,700

燃油チャージさえなければ格安なのにな~。燃油チャージがなかった時代が羨ましい!でも50万弱で世界一周ができると思ったら安いのかも?

ちなみに、私達は日本出発で西回りでぐるっと周ることにした。日本発ではなく、バンコクやシンガポールなど、他の国からの出発だったらもしかしたら料金が下がるのではないか?と企み調べてみたが、どうやらあまり料金に違いはみられなかった。残念。

世界一周航空券は、スターアライアンスのウェブサイトのBook & Flyというページからオンライン予約をし購入。1つ注意点は、2人分の航空券を一度に購入しようとすると金額が100万円程度になってしまい、クレジットカードの支払い限度額を超えている場合がある。その場合、事前にクレジットカード会社に限度額を一時的に上げてもらうよう依頼した上でオンライン決済する必要がある。私達は50万円が限度額のカードを100万円弱の支払いに対して知らずに使ってしまい、その後の後処理が面倒なことになってしまった。オンライン決済する前にカードの限度額を調べておきましょう。