2012/09/04

混雑バスで屋根上に乗車!?

クーリーに到着したバスの様子
砂漠の村、クーリーからジャイサルメールまでの帰りのバスに乗った時の出来事。クーリーに到着したバスは既に乗客で溢れており、なんとバスの屋根の上にも人がたくさん乗っているではないか!!「うわー、これに乗れるのかな?でも次のバスは3時間半後だし。。。」と不安になる。すると、バスのおじさんが上を指差し、屋根上に乗れというジェスチャーをする。「えー、まじ?危なくないの?」と思いながらも屋根に上った。狭いながらも座るスペースを確保。

屋根上に乗っているのはインド人男性のみ。たぶんインド人女性を屋根上に乗せることはしないのだろう。外国人女性の場合はそういうことは気にされないらしい。ん?それとも私、男と間違われた?あまり深く考えないようにしよう(笑)

バスが走り出したら、乗る前の不安が吹っ飛び、なんだか楽しくなってきた!風を感じながらパノラマの景色を眺められ、気持ちいい。バス自体がそれ程揺れる訳でもないので屋根上に乗っていても危険は感じない。ただ屋根上に乗っている人は、時々木の枝や葉っぱにぶつからないように、体を倒して避けなければいけない。なんだかゲームに参加してる感覚でもありおもしろい。

バスの料金を集めにくるおじさんも、さすがに屋根上までは来ないだろうと思っていたが、私の考えが甘かった。いつの間に上ってきたのか、屋根上にまでちゃんと料金を集めに来て、集め終わった後は、バスが動いているにも関わらず、バスの中へと降りて入って行った。その動きはなんともスムーズ!さすが!

乗ってから少し経つと、近くに座っているインド人達とも打ち解けてきた。英語は少ししか喋れないようなのだが、屋根上に乗ってきた外国人には興味津々のようだ。出身地の話や家族の話など、短い単語とジェスチャーを交えながらのコミュニケーションを楽しんだ。日本語の言葉をいくつか教えたらすごく喜んでくれた。こんな感じで2時間の屋根上ライドをエンジョイした。

ジャイサルメールに到着してバスを降りた後、屋根上で話していたインド人の男性と男の子が、「アリガト」と言ってきた。とてもピュアな気持ちで、嬉しいと思った。

こういうアドベンチャーを経験するのは久しぶりな気がした。なんか心の底から元気になれた!
バスの上での一枚

2 件のコメント:

  1. あけちゃんの元気そうな笑顔を見られて嬉しい☆

    返信削除
    返信
    1. ワイルドな旅を満喫してます!
      日焼けで肌も黒くなってきていて、日に日に野生化してきてるかも(笑)

      削除