クーリーという町 |
インターネットでクーリーのことを調べていた時にBadal Houseというとても評判の良いゲストハウスを見つけたので事前に予約をしておいた。
ジャイサルメール駅で電車を降りた後、クーリーまでのバス停は徒歩10分位とBadal Houseのホスト、バダルさんに予め聞いていたので、とりあえず正しいだろうと思う方向に歩き始めた。次から次へとリキシャやタクシードライバーがスピードを弱め乗らないかと私達に話しかけてくる。毎回毎回無視したり断ったり疲れる(>_<)
ホストのバダルさんと私たち |
ここではリキシャなどのドライバーにバス停を聞いてもクーリーまでのバスはなくなったなどと嘘をつかれたり、バス停とは違う場所に連れて行かれたりする場合があるようなので要注意。駅から少し離れた後に、歩いているローカルやお店の人に聞いた方が正しい答えが得られる可能性が高い。
クーリーまでのバスが止まるバス停の場所は市内に何箇所かあるようだが、電車の駅から最も近いのはガディサール湖の入り口から東に100m位の場所にある、屋台のお店がいくつか並んでいるところ。ただ、ここのバス停はバス停を示すサインも何もないため見つけにくい。人に確認するしか知る術がない。しかもバスにも行き先などの情報が書かれていないため、バスが来るたびに人に確認が必要。バス停前にある屋台の人達はバスについて詳しいようなので確認すると良い。私達はアイスクリーム屋の屋台の人達にバスの情報を確認させてもらいながら、屋台の日陰でバスを待たせてもらった。
クーリーまでのバスにやっと乗れたと思いきや、車内は超混雑。席は全て埋まっていたが、このバスでは2人席に3人乗ってしまうのが普通らしい。私もつめてもらい、きつきつながら座った。バスに乗った後におじさんが混んでいる車内をすり抜け料金を集めに来る。クリまではRs30。
水を汲みに行く女性たち |
Badal Houseの主人であるバダルさんはネットでの評判の通り、とても素敵な人だった。今までのインド人の印象を覆すような人。全くガツガツしておらず、ホスピタリティに溢れ、いつもニコニコ笑顔。人の話をよく聞いてくれ、こちらが興味があることに関しては今までの知識や経験から詳しくお話してくれる。ニューデリーでは話す人話す人何かを無理矢理売ろうとしてきたり、ぼったくろうとしたり、何かしら下心あったりと、人と話す時はリラックスできなかった。でもバダルさんは違う。彼からは何のプレッシャーも感じないし、一緒にいるとなんか落ち着く。こういうキャラクターだからたくさんの人から愛されるのは納得。
Badal Houseの宿泊は三食の食事付きで1人Rs300。夜は外の方が涼しいらしく、ルーフトップにマットを敷き夜空を眺めながら寝ることができる。
クーリーの砂漠 |
インドの都市の喧騒から離れゆっくりとリラックスした時間を過ごしたいならクーリーは本当にオススメ!Badal House に泊まりに行くだけでも行く価値はある。
ちなみにBadal Houseは自ら広告したりしていないが、ネットの口コミから広まり今では有名なガイドブック、ロンリープラネットでも取り上げられている。
バダルさんに連絡するには電話のみ可能。電話番号は8107339097。予約なしでも普段は大丈夫だと思うが、旅行のハイシーズン、10〜12月は念のため予約をした方が安全かも。
私達はBadal Houseに二泊、キャメルサファリで砂漠に一泊した。ニューデリーで過ごしたストレスフルな日々とは打って変わり、クーリーで過ごした時間は本当にリラックスできた。
クーリーに来てバダルさんに会って、インドに対してポジティブな印象が持ててきたことも嬉しい。
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