2012/11/01

トルコ: サクルケント渓谷


トルコでの次の滞在地はフェティエ。地中海沿岸のリゾート地。世界一周旅行を始めてから、初めての「海」。それも人生初めての「地中海」。ってことで、海好きの私はテンションUp!!

フェティエに来たのは、そこから出発する地中海のボートクルーズに乗ることが1番の目的。ボートクルーズに乗るまで4日間時間があるので、その間はフェティエを満喫。

宿泊していたホステルからは海が見えて、眺めは最高!夜景もとても綺麗。

フェティエのホステルからの夜景
フェティエの近くには観光するのにおもしろい場所が多かった。その一つがサクルケント渓谷。トルコで最も長く深い渓谷。全長18kmのうち4kmは散策が可能みたい。

散策と言っても、軽く解釈してはいけない。サクルケント渓谷の散策は、歩道がなく、ずっと川の中を歩き続けるのだ!ワイルドだろぉ~?でもこれがなかなか楽しい!!

深い渓谷のため川には直射日光は当たらず、水の温度はかなり冷たい。でも冷たいと感じるのは最初の数分のみ。

ズボンを捲り上げ、川の中を歩き続ける。水が腰までくる場所を通ったり、大きい岩をよじ登ったり、急流の中を流されないように慎重に歩いたり、なかなかのアドベンチャー。子供に戻ったような感覚で楽しめる。



川の両側は、切り立った高い崖。大自然の中、きれいな空気を吸いながら川の中をジャブジャブ歩いていると、体も心もリフレッシュされる感じ。






私達が歩いたのは小さい滝があるところまで。スタート地点から多分1.5kmくらいだろうか。その先に進むには全身濡れることを覚悟して滝の下をくぐらなければならなかったので、一眼レフカメラを持って来た私達は滝の手前で折り返した。帰りも同じ経路で戻る必要があるので、行き帰り合わせて3kmのハイキングが私にとってはちょうど良い感じだった。

渓谷の入口付近には、川沿いにレストランがいくつかあり、眺めも良くゆったりできる雰囲気。散策前か後にゆっくりランチするのがお薦め。

川沿いのレストラン

サクルケント渓谷の詳細情報


入場料: 5TL

入場可能な時期: 通常は4月〜9月まで。ただ、川の水位や天候によって変わる可能性あり。私達が行ったのは10月だったがまだ入場可能だった。

行き方: フェティエからドルムシュ(乗り合いのミニバス)に乗って1時間ちょっと。ドルムシュで行く場合、サクルケントからの帰りの最終ドルムシュの時間を予め確認しておくこと。(私達が行った時は最終が6時だった。)片道8TL。お金に余裕があればレンタカーを借りるのがベスト。スクーターだとちょっと遠いので、厳しいかも。

カシュ・アンタルヤ等、他の地中海沿いの町からも行くことができる。

注意事項:
濡れても良い格好で行くこと。腰くらいまでは濡れることは覚悟して。中に水着を着て、短パンを履くのが1番最適な格好かな。タオルと帰り用の着替えを持って行けば更に安心。

靴は、あればウォーターシューズ、またはしっかりと足に固定できるサンダル、水に濡れても良いスニーカーなどを履くこと。ビーサンは滑りやすいし流されやすいのでNG。現地でウォーターシューズを借りることも可能。

防水ではないカメラや携帯を持って行く場合は、濡らしたり落としたりしないよう十分気を付けて。

川の中に入る手前でガイドが声をかけてくる場合があるが、通常の場合、ガイドなしでも散策は可能なので、断ってオッケー。

2 件のコメント:

  1. 写真から、川の音が聞こえてくるよう。
    おいしい空気を吸いながらの散策。
    気持ちいいだろうな~。

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    1. 空気がきれいだと、自然と元気になるよねー。
      今はアディスアベバにいるんだけど、標高が高いせいか空気が薄くて、ちょっと息苦しい感じがするよ。

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