2013/03/16

アフリカでサファリ!

@マサイマラ

アフリカで楽しみにしていたサファリ♪
ケニアで行くか、タンザニアで行くか迷った末、日程を分けて両方で行くことに。

私達が行ったサファリの場所とスケジュールは:


  • ケニア: マサイマラ国立保護区(Maasai Mara National Reserve)とナクル湖国立公園(Lake Nakuru National Park)、3泊4日
  • タンザニア: アルーシャ国立公園(Arusha National Park)、マニャラ湖国立公園(Lake Manyara National Park)、ンゴロンゴロ保全地域(Ngorongoro Conservation Area)、2泊3日


アフリカでBig 5と呼ばれている動物がライオン、ヒョウ、サイ、バッファロー、ゾウだけど、その全ての動物を見ることができたので満足満足☆

ちなみにBig 5に対してUgly 5(最も醜い動物)と呼ばれている動物もいて、その中に含まれるのは、ハイエナ、ヌー、イボイノシシ、ハゲタカ、アフリカハゲコウ。

@マサイマラ

頭が小さく、体が引き締まったチーター。とにかくかっこいい!できれば走っているところも見たかったなー。

@マサイマラ

狩りで捕えたバッファローを食べるライオンの群れ。オスは先に食べ終わっていて、もう近くで寝ている。食べる順番はオス→メス→子供と決まっている。

@マサイマラ

ライオンが捕らえたバッファローの残り物を狙うハゲタカの群れ。次の日に同じ場所に行ったら、バッファローの跡も形も残っていなかった。真ん中に写っている鳥の名前はアフリカハゲコウ(英語:marabou stork)。Ugly 5なだけあって、確かに見た目が悪い。何か企んだ黒いコートを着たおっさんみたい。

@マサイマラ

木の上に登ってガゼル(鹿系の動物)を食べるヒョウ。捕らえたガゼルを木の上まで運ぶんだから、すごい力!ちなみにチーターとヒョウは似ているけれど、ヒョウはチーターよりも強い足と爪があるため木に登ることができる。

@マサイマラ

ヒョウの餌を木の下で狙うハイエナ(写真左下)。 いつも他の動物が捕らえた餌を狙うとはずる賢い動物。実際この時も木の上から落っこちてきたガゼルの肉をちゃっかりとゲット。

@マサイマラ

象の親子。この象が一緒に行動していた象の群れの中に、出産が始まったお母さん象も発見。貴重な場面にでくわした。

@マサイマラ

首の長いキリン( 当たり前?) 。顔がかわい、癒し系♪

@ナクル湖

片足で立つフラミンゴ。絵になる!足が細くて折れそう~。

@ナクル湖

車の近くまで寄って来たシロサイ。体は硬そうだけど、優しそうな目。

@マサイマラ

川の中からひょっこりと顔をだしたカバ。マヌケな顔をしているけど、アフリカで最も凶暴と言われている動物。油断禁物。

@ナクル湖

しましま模様が素敵なシマウマ。

@マサイマラ

マサイマラでよく見かけたきれいな色のトカゲ。時々腕立て伏せをっぽい動きをしてかわいかった。

@マニャラ湖
ベルベットモンキー。たまがきれいな水色をしているユニークなお猿さん。

@ンゴロンゴロ

颯爽と歩くダチョウ。鳥なのに飛べないなんて。。。ちなみにダチョウの卵は人が上にのっても壊れません(実証済み)。

ケニアかタンザニアでサファリに行こうと思っている人へのアドバイス


  • サファリは合計3泊程度で長すぎない方が良い。サファリは楽しいけれど、連日続くと段々飽きてきてしまうのも事実。
  • ケニアかタンザニアどちらかを選択するのであればケニアをおすすめ。ケニアの方が比較的費用が安く、同じタイプのサファリ(私達の場合、どちらの国でもキャンピングサファリ)を比べるとケニアの方が宿の質が高い印象。ケニアのマサイマラはたくさん動物が見れる上、道がない所でも車が入って行ってくれたりして間近で動物が見れるのも嬉しい点。タンザニアでは道を外れて運転することはなく、双眼鏡がないとよく見えないってことも多々あり。いずれにせよ双眼鏡はあると便利。
  • ケニアのマサイマラとナクル湖、3泊4日のサファリがスケジュール的にも適当だし、動物もたくさん見れるので満足のいくサファリだと思う。
  • ケニアのサファリで使う車両には、ミニバンか四駆があり四駆の方が金額が高い傾向にある。私達はミニバンだったけど、特に不便を感じなかったので、ミニバンを選んで問題なし。(タンザニアのサファリでは殆ど四駆が使われている。)
  • タンザニアのンゴロンゴロクレーターは周りの景色がとても綺麗なので、タンザニアに行く人にはおすすめ。マニャーラ湖やアルーシャ国立公園は、他と比べて動物が少ないので行かなくて良いというのが個人的な意見。タンザニアでサファリするとしたら、ンゴロンゴロとセレンゲティ国立公園の組み合わせがベストだと思う。(セレンゲティは国境を挟んでケニアのマサイマラと隣接している)
  • 参考に、私達がサファリに払った金額(キャンピングサファリ):ケニアは$120/日(最初の言い値は$135程度のところが多かった)、タンザニアは$145/日(普段は$160のところ、出発前日の夜に予約したためディスカウントしてくれた)。交渉すれば多くの会社は少しは価格を下げてくれる。行きたいサファリの相場を調べた上で、自分たちの予算はこれくらいと言い切ってしまうくらいが交渉成功のコツかも。ちなみにロッジに宿泊するサファリはもっとずっと高いので、個人の予算とあわせたサファリ選びを。

2013/03/02

エチオピア観光

今日はエチオピアで私達が観光した場所について紹介。今後エチオピア旅行を考えている人にとって少しでも参考になれば良いなと思っています。

私達が観光した町は全てアジスアベバよりも北に位置する、エチオピア北部の町。

移動ルートは、アジスアベバ→ラリベラ→アクサム→ゴンダール→バハルダール→アジスアベバ


ラリベラ (Lalibela)

今回のエチオピア観光の中で1番のハイライトと言える場所。岩窟教会群という、岩をくり抜き削って作られた11の教会があり、世界遺産に登録されている。

1番有名な聖ジョージ教会。地面を掘って地下に作られている。上から見ると、教会の形が十字架型になっているのが分かる。



中が1番きれいだった教会。カラフルな絵がペインティングされてたり、模様が掘られたりしている。



岩窟教会群を見学するのにはガイドを別途料金でつけることができる。自分達がガイドに案内してもらった経験から言うと、ガイド料金が高い割に満足のいく説明ではなかったため(質は人によりけりではあるけれど)、できればガイドをつけずに個人でまわった方が良いかも。ガイドブックなどを事前に読んでおけばガイドの説明がなくても大丈夫。

あとはガイドブックか何かで地図を手に入れておくことが重要。11の教会は全て徒歩圏内にあるものの1箇所に全て集まっている訳ではなく、且つ道順などの標識もないので、地図がないと迷ってしまう可能性大。

ラリベラには11の岩窟教会群以外に、標高3160mの山の上に作られたアシェタン・マリアム(Ashetan Maryam)という教会もある。教会そのものよりもそこまでのハイキングが、途中の眺めが良くておすすめ。岩窟教会群に行けばたくさんの教会が見れるので、この洞窟教会は個人的には見学しなくてもいいんじゃないかと思う。教会入場料のお金をセーブしてハイキングだけを楽しむってのがおすすめ。

片道2時間程度。途中標識はないので道順の確認が必要。まず山道の始まりの場所をホテルの人に確認しよう。その後は上へ上へと歩き、小さな村が見えてきたら行程の半分程度。その村で教会へ続く道を教えてもらうと良い。ガイドをつけることもできるが、道順さえ分かれば自分達だけで行った方がゆっくりできるしお金もセーブできる。




アクサム (Aksum)

たくさんのオベリスクが立っている。1700年程前にその当時の王様のお墓として建てられたものらしい。



いまだに真っ直ぐ立っているものもあれば、倒れてしまったものも。現在立っている中で1番高いオベリスクが24mだそう。




ゴンダール (Gondar)

最大の見所はファジル・ゲビ(Fasil Ghebi)と言う17-18世紀に建てられた王宮群。その当時の皇帝が住んでいたお城や宮殿がある。世界遺産にも登録されている。


ここだけ見てるとアフリカにいることを忘れてしまいそう。中世のヨーロッパという雰囲気。





これはゴンダールの町中から少し外れた場所にある(徒歩30分程度)、デブレ・ブレハン・セラシエ教会(Debre Birhan Selassie Church)の中。小さい教会の壁全体にカラフルな絵がペインティングがされていて見応えがある。



特にすごいのが天井。ワオ!たーくさんの顔が描かれている。誰の絵?と思ったら、天使なんだって。エチオピアの天使は黒髪!私達が普段イメージする天使とは全然見た目が違う。




バハルダール (Bahar Dar)

タナ湖(エチオピア最大の湖)に浮かぶ島々にある教会や修道院が観光名所。私達もそれを見に行きたいと思っていたのだけれど、運悪く見に行くことができなかった。なぜかというと・・・バハルダール観光には予定を1日しかとっていなく、且つその当日にEthiopian Nations, Nationalities and People's Dayというエチオピアの国をあげてのイベントがバハルダールで開催される日だったのだ。そのため普段観光に使われているボートが全てそのイベントのボートパレード用に駆り出されてしまっていた( ; ; )



教会には行けなかったけど、イベント用のボートに乗って、湖のボートパレードに参加。




今後エチオピアを旅行しようと思っている人へのアドバイス


  • ラリベラとゴンダールはおすすめ。バハルダールはやりたかったことをできなかったので何とも言えないのだけど、アクサムは旅程に含まなくても良いというのが個人的な意見。オベリスクは見て感動するものではなかったし、その他の見所もあまりないので、お金と時間を他に使った方が良いと思う。
  • エチオピアは国内線の飛行機が安いので、長距離の場合に飛行機移動がしやすい国。私達はゴンダールからバハルダールだけはミニバスを使い、それ以外は全て飛行機で移動。飛行機の費用は一人約US$200。エチオピア国内で購入すると安くなるので、エチオピア到着後にエチオピア航空に直接出向いて買うと良い。メジャーな都市であれば通常エチオピア航空の会社が町中にある。
  • 飛行機は大体一週間前には予約したほうが良い。数日前だと飛びたい日が満席で日程変更しなければいけない可能性あり。
  • 国の祝日やイベントの日程を予め調べておくと良い。何かの行事と日程がぶつかる場合はホテルが混む可能性があるので、事前に予約しておいた方が良い。私達はホテルを予約せずにバハルダールに行き、事前に調べていたホテルは全て満室、なんとか空いているホテルを見つけたが、今までで最安(US$3!!)且つ最悪のホテルに宿泊せざるを得ない状況になってしまった(>_<)
  • 自分達は行ってないけど、エチオピアの南の方には少数民族が住んでいる場所がある。首なが族とか下唇に皿を入れたりしているような、テレビで見たことのある不思議な民族はエチオピアの民族だったみたい。少数民族が住んでいる村を訪れたり、少数民族が集まるマーケットに行ったり、南部観光も面白そう。